〝音斎処〟

I Want A Music Using Rear Laser Audio


しばらくのご無沙汰でした

 なんと昨年(2015)の9月末に、MacのOSをアップデートしようとして、その途中にiMacが起動しなくなってしまいました。
 幸い、タイムカプセルでバックアップは取っていたので、データと使い慣れたアプリは無事だったのですが、使い慣れたiMacをどうするかで色々と試行錯誤…買い替えるまでに結構時間がかかってしまいました。
 その間MacBook Airで急場をしのいでいたのですが、なんせ容量の少ないMacBook Air故iMacに入れていたアプリとは構成が異なり、結果的にこのサイトやブログを更新できないでおりました。

 アーリ-2008の先代iMacは、アップルのサポート曰く「ビンテージですね」ということで、アップルの修理対象からは完全に外されているということ‥‥昔ならば、つまりアップルストアなど存在していなかった遠い昔、アップル専門店に持っていけば何とか直してくれたような修理でも、今やそうしたお店を探すのが大変な時代に、ユーザーの環境は良くなったのか悪くなったのか考えさせられる状況になってしまいました。
 基本的に三年くらいで買い替えることを前提にモノが作られているとしか思えないのが結構悲しいのです。

 そうは言え、これからやりたいことを考えるとMacBook Airだけでは使い勝手が悪いので、思い切って27インチのiMacを購入した次第なのです。
 新しいiMacの使い心地はというと…画面がでかい!使い勝手がいいだろうと現状で一番大きな画面にしたのだが、なんでもでかけりゃいいわけではない、と痛感した。ポインターの移動範囲が広すぎ、結構鬱陶しい。まあこんなことはそのうち慣れるんだろうから枝葉末節なんけど、一番の問題だとわかったのは、周辺機器との接続方法の変更である。ファイヤーワイヤーが使えない。

 ジョブズの時代からアップルはこうしたことを割と簡単にやってきたのだが、製品更新サイクルの長かった時代の感覚で使っている私などは、たかだか八年くらいで二つものケーブル規格が変わってしまうのが何とも情けない気がしてならない。かつてのSCSIと比べればはるかに場所をとらず軽くなったケーブル類であるが、さも周辺機器も新しいものに買い換えろ的なやり方は賛同できない。そうしなけらば商売が成り立たないのもわからないでもないのだが、やはり使い続けるということがこの世の中からう失われつつあるのは悲しいことである。今はやりの『ものづくり』っていうのはある意味嘘ではないだろうか、ともおもう。あるいは私の理解の仕方が世の中から遅れていて、ものづくりの現代の意味は「壊れやすく・すぐに捨てられるモノを作る」ということなのかもしれない。
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