〝音斎処〟

I Want A Music Using Rear Laser Audio


岩村

〝音斎処〟@岩村醸造  知足従心ツアー第2弾

05 岩村醸造 
さてゴールデンウイーク(GW)も近づいて参りました。岩村を含む恵那市近辺では田植えも始まる頃となります。
更に今年は、この岩村でもロケが為された
映画「銀河鉄道の父」がGW中の5月5日(金・こどもの日)に全国公開が始まります。これを受け、岩村では4月28日(金)から6月25日(日)のあいだロケ地展「ロケセット展」「ロケ地パネル展」「ロケ地写真展」「ロケ地めぐり」など)が開催されます。またネットではロケ地マップも紹介されています。
こうした中「知足従心ツアーの第2弾 
〝音斎処〟@岩村醸造」を5月20日(日)に開催します。 

〝音斎処〟@京屋家具店 知足従心ツアー第1弾

音斎処imeLineMovie-訂正版

動画の撮影・編集・使用許可は三園力三さんによります。


テーマ
〝音斎処〟@京屋家具店

楽器としてのドラムについて:資料
佐藤氏資料1

リンゴの演奏について:資料
佐藤氏資料2

春は岩村が楽しい!!

3月10日(日)


3月17日(日)


3月23日(土)


3月24日(日)



岩村にお越しの節は是非お立ち寄りください。

半分、古い 6月17日

〝音斎処〟180617

最近の〝音斎処〟の活動

最近の〝音斎処〟の活動について、少しお知らせします。
今年の四月二日から始まった、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」のロケ地となった、岐阜県恵那市岩村町の西町商店街に出張して、レコードの再生を行っています。
これは岩村の観光協会などが企画した「ふくろうまつり」に参加しているもので、昭和感溢れる商店街の雰囲気を盛り上げる為に、レコードを再生すると言うものです。四月一日を皮切りに、連休で賑わう五月五日と、これまでに二回開催されています。今後もほぼ毎月一度は開催されるようなので、お時間のある方は一度おいで下さい。

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4月1日使用したオーディオ機器は、
スピーカー DS-251Mk II 1974年頃 三菱ダイヤトーン
アンプ CA-2000 1976年頃 ヤマハ
プレーヤー DP-5000F 1974年頃 デンオン(現デノン)
のものです。

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5月5日使用したオーディオ機器は、
スピーカー DS-251Mk II 1974年頃 三菱ダイヤトーン
パワーアンプ 菅球式アンプ 1970年代中期頃 ラックス
プレーヤー DP-55L 1981年頃 デンオン(現デノン)
カートリッジ DL-110 販売継続中 デンオン(現デノン)
フォノEQ AT-PEQ 20 販売継続中 オーディオテクニカ
プリアンプ iTube 2015年製 ifi
のものです。


普段の〝音斎処〟とは違い、レーザーターンテーブルを使って再生し、迫力あるバックロードホーンで聴く、ということでは無いのですが、1970年代・80年代に使われていたオーディオ機器を使ってのレコード盤再生で、かなり昭和の雰囲気は出せているのでは無いかと思います。
次回開催は6月17日(日)です。この時は、また違ったオーディオ機器を使ってみたいと思います。

半分、古い 5月5日


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半分、古い 4月1日



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〝音斎処〟リクエスト特集

4月22日の〝音斎処〟では、リクエスト特集として、1月に寄贈のあったLPを中心に、各自持ち寄ったレコード盤やハイレゾ音源をその場で選盤・選曲しながら聴き入るということをやってみました。
初めての試みなので、どうなることかと思っていましたが、結果的にはいつも以上の盛り上がりで、予定時間を大幅にオーバーしての楽しい一日でした。
と、ここまで打ってきて思い出したのは、いつもながらその盛況ぶりをお伝えできる画像が一枚もないこと‥‥。どうしてだかわからないが、いつも撮ろうと思いつつ結果撮れずじまいなのです。
聴きに来てくださる方々も、電車内でよく見かけるようなスマホ画面に釘付け、の方は一人もいなくって、スピーカーから流れてくる大音量の楽曲に身をゆだね、聴き入ってくださるので、結果的にスマホ撮影の画像はほとんどないことになる。まあスマホで画像をアップすることが目的ではないので、これはこれで良しとするわけだ。

今回は、常連の方を中心に延べで15人ほど‥‥今回仕事の都合で来られない常連さんからは前日メールでの欠席連絡があった。どうも、多くの方の月に一回のお楽しみになりつつあるようだ。
元々〝音斎処〟は中古レコード盤を売ったり、物販をするような『お店』ではなく、古い街並みの残る岩村に来るきっかけの一つになればと始めたことなので、月に一度岩村に来られる方が徐々にではあるが多くなって来たことには、結構喜んでいる。こうした思いが既に私の『せんしょ』であり、この八年近く岩村に通い詰めている私個人の押し売りみたいなものなので、それに応えてくれるように〝音斎処〟に常連さんが増えることは嬉しいことなのだ。

先に書いたように〝音斎処〟はお店ではないので気軽に入ってきて欲しい。つまらなかったら気軽に退室していただいて構わない。常連さんといっても、居酒屋の様な雰囲気もなく、会員制でもなければ会員名簿があるわけでもない。〝音斎処〟にレコード盤を聴きにくる内に顔なじみになった、ということで、お互いに音楽の趣味も好みも違うけれど、一時同じ場所で同じ音楽を聴きながら同じ時間を過ごすという、ある意味ありふれた日常なのである。以前にも触れた通り、友達の家に新しく入ったレコード盤を聴きに行く感じなのである。

そんな日常の一コマなので、画像が、写真がなくっても致し方ないな、と妙に納得してしまう。ということで、次回以降も殆ど画像のない報告になるものと思われますがご容赦を!

次回は5月27日(土)13時からです。

〝音斎人〟

今更なのかも知れないが、〝音斎処〟というのは、地域活性化のためにやっているのでもなく、町おこしのためでもなく、ましてや情報発信のためにやっているのでもない。ただ単純に自分自身が大きな音でよい音楽を聴きたいと思ってやっているのだ。

元々お金もうけのために始めたわけではなく、お金を払ってでもやってみたいと思ったことをやっているだけなので、入場料など設定していない。無料だから聴きたくない音楽がかかる時もあるし、下手なMCを聞かされることもある。そんな時は入退場自由だから、さっさと出ていっても構わない。逆に通りかかったら好きな曲が流れていたので、と入ってきていただいても構わない。『去る者は追わず、来る者は拒まず』が基本精神なので、一期一会の出会いがそこにあればそれでよい。

〝音斎処〟というとなんか「ちゃのみどころ」みたいな感じで、お店だと思われることもあるが、お店ではない。喫茶店ではないし、レコード店でもない。まして中古レコード屋でもないのだ。まあどう例えたらよいのかよくわからないのだが、自分の部屋に友達を呼んでレコードを持ち寄って互いに批評しつつ聴いている、というのが一番近い気がする。いってみれば昭和40年代から50年代中ごろ位までの、中学生、高校生、大学生の日常のような雰囲気と思っていただければよいかも知れない。とは言え、その時代を知らない方にとっては「なんのこっちゃ?」ということなのだが。

そんな感じの〝音斎処〟も今年の春で三年目になった。一昨年は、春と秋のいわむらのお祭りに合わせての開催だったが、昨年から毎月一回やるようになった。「やるようになった」というと大袈裟で、実は「できるようになった」というのが本当のところだ。
冒頭に書いたように『自分自身が大きな音でよい音楽を聴きたい』と思って始めたのだが、やはり世間は広い、数は少なくとも同じような欲求を持つ人は零ではないということで、開催に協力してくれる方、聴きに来てくれる方が徐々に増えてきたのだ。その方々の後押しがあって毎月開催できるようになった、というのが実情だ。そうした方々を始め、〝音斎処〟に集ってきてくれる方々を〝音斎人〟(おんさいと)と、私は勝手に呼んでいる。

私自身は岩村出身でもなく、岩村に住んでいるのでもない。通っているだけの人間である。四年ほど前に「ふるさとがよい」というエッセーを書いた事があるが、まさに故郷に通うが如く岩村に出没している。当の岩村の人々にとっては迷惑な存在なのかも知れないが、本人は気にしていない。「そんなに通ってどこがいいの?」とはいわれたことがあるが、「もうこないで」といわれたことはない。岩村とそこに住む人々は懐が広いようだ。

昨年の半ばくらいから〝音斎処〟がきっかけで月一回は岩村に通う「ふるさとがよい」の〝音斎人〟ができ始めた。とても嬉しいことだ。
なにが嬉しいかといえば、一番はそうした〝音斎人〟が持ってきてくださる情報である。そう〝音斎処〟は情報発信は目指していないが、情報の受信は目指している。強力な出力の送信機ではないが、微弱な電波もできる限り掬い上げられるような優れた受信機を目指しているのだ。数は少ないがそうした方々は、色々な情報を〝音斎処〟にもたらしてくれる。

昨年の山下達郎さんの特集では、山下達郎ファンクラブに入っている方が満足されたようだったし、青春時代の思い出キース・ジャレットを聴きに来ました、という方もみえた。そんな中。今年は新たな情報を持ってきてくださった方が‥‥。

世の中には一見しただけではどう使うかが想像できないもの、想像はできてもホントにそうなのかが判らないものが存在する。現代のスマートフォンのように、最初から中の仕組みなんてわからなくてよい、としているデジタル機器などは、元来中身が見えない作りなので想像する気すら起こらない。そこへ行くとアナログ機器というのは、ある種想像力をかき立てるために存在したり、勝手な妄想にふけったりできるオモチャの様なところがある。その最たるものが、〝音斎処〟でDJ台として重宝している段ボール機器である。

これは一度みていただくのが一番なのだが、とにかく重く頑丈そうな鉄製のテーブル状の機器で、そこに歯車やらハンドルやらが設えられた、想像力をかき立てる代物である。これって多分あれなんだろうな〜 こっちはこうやって動かすんだろうな〜 と、想像はするものの、実際にそうなのかは俄にはわからない。それがアナログのよいところである。想像力の無い私などは、〝音斎処〟を開催する安田邸で一番初めにこれを見た時に「DJ台にちょうどいい」としか思いつかなかった。金槌しか使えない人はすべてが釘に見えるという、あの法則そのものだ。レコードを大音量でかけることにしか気が無い私には、約一トンもあろうかという鉄製のテーブルは、振動を発生させない、ターンテーブルを置いてもアンプを置いてもびくともしない、超強力なDJ台にしか見えなかったのだ。

ISOWA TEKOSYO と銘の入ったその機器の正しい機能と使い方を教えてくださったのは、3月25日の〝音斎処〟終了後にみえた、株式会社ISOWAの磯輪社長である。
昨年同日に開催された〝音斎処〟で、レーザーターンテーブルの乗ったこの機器を見て涙ぐまれた女性がみえた。どうもその方の紹介で今回この機器を見にお出でくださったようだ。(その時の様子は、公開されている同氏のブログ
「磯輪日記」で確認できるので、ご一読をお願いします。)「磯輪鐵工所」は現在は「株式会社ISOWA」になっているが、「正しく祖父や父が造っていた製品だ」とのお言葉であった。

よくよく考えれば、なにかのご縁により〝音斎処〟をこの安田邸でやり始めなければ、超重量級粗大ごみとして放出されていたかも知れないこの段ボール機器が、こうして一年をかけて新しい方向へと繋がっていった。レコードと同じでこうした機器も人間の生活の中で活きていたモノだけに、時を隔てたとは言え、また人間が動き始めると何かしらの生命力を蘇らせるのかも知れない。そんなことをフと感じた出来事だった。
うかがったところ磯輪社長も私と同年代、音楽好きとのことで、また新たな〝音斎人〟が増えたような気になっている。

良い音ってなんだろう

音は場所で決まる‥‥?!

当たり前のことだけど、実際に眼の当たり、じゃなく耳の当たりにすると、へ〜こんなに違うんだって感心してしまう。

オーディオ・マニアの多くは、スピーカだよスピーカー、って一刀両断的なことを言われるが‥‥
どのスピーカーで聴いても、エって驚くほどよい音がする場所がある、というのを体験してしまった。その場所が、〝音斎処〟を開催している、岩村町にある居住者のいなくなった古い民家、Y邸である。

今まで〝音斎処〟に来てくださった方々ほぼすべてが、なんでこんなによい音がするの、とか、家で聴くのとなんでこんなに違うの、とか驚かれる。プロのミュージシャンも感心してしまう音のよさなのだ。でも、いったいなんでだろう?

〝音斎処〟の数少ない写真でもお分かりいただけると思うが、ごく普通の民家である。勿論ごく普通といっても現在のではなく、昭和のころの話だが。なので今とは比べ物にならないくらい密閉性にかける。人が住んでいないので尚更、壁の隙間から外は見られるは、ガラス窓は割れているは、風が吹き抜けるどころか猫の通り道になっているほどオープンな空間なのである。
そんなオープンなのに、音は逃げていかない。
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城下の町屋に多い、軒幅が狭く奥に細長い、所謂「鰻の寝床」(鰻が実際真っ直ぐになって寝るのかどうかは知らないが)であり、それに沿って居住部分が作られている、昔ながらの作りだ。
天井は低く、六畳ほどの部屋がいくつか連なり、それぞれが襖一枚で隔てられている。
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〝音斎処〟を開催している空間は、そうした部屋が三つほど並んでいた処を、襖を取り払い畳を取り払い、応急的に板を張りつめてある様な場所だ。六畳間が手前から奥に向かって三つか四つ並んでいると想像してもらえばよい。
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そんな場所(というと叱られるが)なのに、とんでもなく音の広がりと伸びが感じられる。なんでだろう?音響に詳しい方に是非一度解説を願いたいと思っている。

〝音斎処〟で通常使っているスピーカーは、ボーズのアクティブ型のものだ。写真で分かる通り決して大きなものではない。どちらかといえば小型、元々マックとつないでディスクトップで使用するのを前提としたものだ。
ところが、これがこの場所だと良く鳴るのだ。音の伸びも良いし、バランスも結構いける。
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こちらは、今回(5月8日)初めて使ったJBLのスピーカーだ。ボーズに比べればウンと大きなものだが、駆動しているアンプは真空管で五W出るかでないかのものだ。
これも良く鳴ってくれる。当然スピーカーの特性があるので、それぞれの特徴はあるが、どちらも良い音を出してくれるのだ。JBLだから良いわけではないし、ボーズだから良いわけでもない。

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今回使ったシステムをそのままそっくり別の場所に持ち込み、同じアルバム、キース・ジャレットの「ケルンコンサート」をかけてみた。
すると、印象が全く違うのだ。個人的な感じとしては、伸びがやや少なく、薄い感じがした。何かモノたらない感じがした。いや〜こんなに違うんだ、同じスピーカーでも‥‥とちょっと驚いた。
水川撮影
ところが‥‥である。
この場所(イタリアンレストランであるが)で、オーナーの愛聴盤、1954年録音のジャズのLPをかけた途端、これがドンピシャの音で鳴り出した。この音のためにこの店を造ったんでは、と思うくらい馴染んでいて、しっとりした感じで鳴ってくれた。ジャケットを見ると、なんとモノーラル盤。とてもモノーラルとは思えない厚みのある音‥‥。
そんな音を聴いてしまうと、また悪い虫がモゾモゾと這い出してくるかもしれない。(上の写真はM氏撮影のものをお借りしました  )

ということで、今回の一端の結論は、音は場所で決まる。さらに言うなら、レコード(の録音、つまりレコード盤に刻まれた音の善し悪し)によって決まる。決してスピーカーでだけで決まってしまうわけではないのだ。勿論、レコード盤に刻まれた音を忠実に再生してくれる装置が必要ではあるけれど‥‥、といったことになる。

安価にレコードをハイレゾ化する方法

手持ちのレコードをハイレゾ化したいという考えている方は多いのではないだろうか。
巷には「一発でレコードをCDに」的な製品が色々と出回りつつある昨今、食指が動いている方もきっと多いのではないかと想像する。というのも、かくいう私もその一人だったからだ。
だが、結局その手の製品には手を出さずに過ごしてきたのには理由がある。ほとんどの製品がハイレゾには対応していなかったからだ。

ハイレゾってなにと問われれば、一般的にはCDの音質を超えた音質と応えることになるのだが、今一つ分かりにくいかもしれない。もっとざっくり言ってしまえば、アナログのレコード盤から聴こえる音に限りなく近い音ってことになる。まあ、これでも結構分かりにくいのだが‥‥。
ハイレゾについての技術的・理論的な詳細は、私などよりも丁寧に分かりやすく解説されたものがネット上には沢山あるので、ご自身で検索していただくこととして、ここでは192kHz・24bitをハイレゾの基準として、比較的安価にレコードのハイレゾ音源化を達成できる方法を、自身の経験からお伝えしてみたいと思う。

安価とはどの位かをまずはっきりしておかねばならない。なぜならオーディオの世界では「20万円」でも安価、「100万円」でも安価というようなことは当たり前にあるのだからだ。
ここでの安価は「五万円を超えない金額、できれば三万円以内」ということだ。

まずレコード盤をハイレゾ化するにあたり条件がある。というのは、ハイレゾ化とは、アナログをデジタルに変換することだからだ。
従って、
⒈コンピュータが必要
⒉レコード・プレーヤーが必要
⒊アナログをデジタルに変換する機器が必要
と、最低でもこの三種類の機器と肝心のレコード盤が必要である。
そして、コンピュータにはレコード盤を録音するのにソフト(アプリケーション)が必要なのは言うまでもない。

さて、前述した「五万円を超えない金額」でこのすべてを揃えるのは、正直無理である。
「五万円を超えない金額、できれば三万円以内」でレコードのハイレゾ化を実現するには、既にコンピュータは持っていて、レコード・プレーヤーも持っていることが前提の話となってしまう。
コンピュータは持っているが、レコード・プレーヤーを持っていないという方であれば、最近ソニーから五万円台(ソニーストア価格)でハイレゾ対応のレコード・プレーヤーが発売されたばかりなので、迷わずこちらをお勧めする。この機種は今年三月に発売以来、予約・注文が相次ぎ出荷遅延が起きるほどの人気商品となっている。

閑話休題

本題に戻り、『安価にレコードをハイレゾ化する方法』の対象者は以下のような方を念頭に置いている。
⒈それなりにレコード盤を持っている
⒉コンピュータは持っている
⒊レコード・プレーヤーも持っている
⒋今もっているものを元にレコード音源をiPodやMP3プレーヤー、ハイレゾ・プレーヤー等で持ち歩きたい・保存したい

レコードをハイレゾ化する手順は、ごく単純化すると以下のようになる。
 
レコードをプレーヤーで再生する ⇒ 再生している音をコンピュータに取り込む
言ってしまえばこれだけのことだが、ここで最も重要なのが『アナログをデジタルに変換する機器が必要』ということだ。
アナログの世界では、プレーヤーとレコーダーをコードでつないでしまえば録音ができたのだが、それはアナログ同士で電気的な遣り取りをしているだけだったからだ。コンピュータに録音するとなると電気的な遣り取りを、コンピュータで扱えるデジタルに変換してやる必要がある。デジタイズである。このデジタイズにはハードとソフトの二つの要素が必要なのだ。そして、その両者がレコードのハイレゾ化において価格的な障害となっているのである。

まず、ハードだが、これは一般的にADCとかDACとか呼ばれるものだ。ADCはAnalog-Digital-Converter(アナログ・デジタル変換器)、DACはDigital-Analog-Converter(デジタル・アナログ変換器)と呼ばれるもので、その両方の機能を持っているものも市販されている。いずれにせよ、アナログ音源を録音のためにデジタルに変換し、そのデジタル音源をスピーカーで聴くためには再度アナログに戻してやる必要がある。そのために、デジタイズ、ハイレゾ化にはこうした機器が絶対に必要なのだが、実はこれが結構高価なのだ。勿論ピンからキリまであるのだが‥‥。ここでは、どちらかというとデジタイズ初心者向けに、この変換用の機器とソフトのコスト・パーフォーマンスの高いものを紹介してみたい。

ヤマハには色々な音楽関連の製品があるが、ミキサーにも伝統的に面白い製品がある。
インターネット配信をサポートするウェブキャスティングミキサー』と銘打たれた小型のミキサーがそれで、低価格にもかかわらず192khz・24bitのハイレゾ対応USBオーディオインターフェースを備えているのだ。
私が使っているのは、
AG06という機種アマゾンで2万円以下で購入したが、これ以外にもチャンネル数は少ないが機能的に同等なより安価な機種もある。この機種はどれもAD/DA両方の変換機能を備えており、USB経由で192kHz・24bitのハイレゾ録音が可能である。この「192kHz・24bit」がUSB経由でサポートされていてこの値段は、極めて安価だと思う。
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コンピュータとこのミキサーがあれば、あとレコード・プレーヤーをミキサーにつなげばレコードのハイレゾ化の準備はホボ完了なのだ。

と、ここでアナログ・レコードやアナログ・オーディに知識のある方は、ちょっと首を傾げるかもしれませんね。
フォノ・イコライザーはどうするの?

実は、レコードのハイレゾ化に際してハードルを高くしている要素の一つに、フォノ・イコライザーの存在がある。安くても信頼できるものはこれだけで二万円くらいはするのだ。
ここでフォノ・イコライザーの役目を説明しておくと‥‥;レコード盤に刻まれた音溝(グルーブ)は、実は演奏された音そのままを溝に刻んではいない。詳しいことは自習にお任せするが‥‥、単純に言うと「低音部分を減衰し、高音部分を強調する」という処理をして溝に切っているのだ。なので、再生するときには逆の操作が必要となる。その操作をしている機器がフォノ・イコライザーだ。最近発売されるレコード・プレーヤーはこのフォノ・イコライザーを内蔵したものが多い。先に挙げたソニーの新製品もフォノ・イコライザー内蔵型である。
大雑把だがフォノ・イコライザーがなぜ必要なのかはお分かりいただけたものとして‥‥;

今回は、せっかくコンピュータを使ってのハイレゾ音源化なので、フォノ・イコライザーの役割をコンピュータ上の編集ソフトに任せることにする。
先に『コンピュータとこのミキサーがあれば、あとレコード・プレーヤーをミキサーにつなげばレコードのハイレゾ化の準備はホボ完了』と書いたが、コンピュータにはハイレゾ音源化の為の編集ソフトが必要で、この編集ソフトが結構高価だったりする。マックを買うとついてくるガレージ・バンドというソフトでも代用はできるが、これはせっかくの192khz・24bit音源の編集には対応しいないのだ。そこで、192khz・24bitのハイレゾ音源編集用に新たなソフトをインストールする必要がある。お勧めはAudacityというフリーウエア(無料のソフト)。マックにもウインドウズにもリナックスにも対応しているソフトで
こちらでダウンロード可能である。
Audacityの使い方に関しては、さほど難しい操作は必要ないので、インストール後すぐに使い始めることができるとはずである。
このAudacityの編集機能の中に「イコライゼーション」があり、そこで「RIAA」を選べば、フォノ・イコライザーがなくてもレコードの音をフォノ・イコライザーを通したのと同じように録音・再生できるのだ。
ただ一つだけ注意が必要なのは、レコード・プレーヤーからの再生音をミキサー経由でコンピュータに取り込んだだけでは、音量が極めて小さなものになる。そのため、Audacityの機能を使ってこれを「増幅」してやらなければならない。

実はフォノ・イコライザーの機能をソフトウエアに任せるという手法を、レコード音源のハイレゾ化で最初に取り上げたのには理由がある。一つは上述した通りコスト的な問題だ。今一つは、このフォノ・イコライゼイション自体の抱える闇というか謎みたいなものがある。(詳細はここでは省略するが)極めて単純化すると、一台のフォノ・イコライザーですべてのレコード盤に対応するには無理がある、ということだ。そのため、将来的なことも考慮して、フォノ・イコライザーの部分はソフトウエアに依存しておいた方が音質的にも有利になるということである。

こうしたデジタイズにあたっての手順や操作方法などは、今後〝音斎処〟でのワークショップでお伝えしたいと考えている。

今回は『「手持ちの」レコード、レコード・プレーヤー、コンピュータ』にヤマハのAG06とAudacityを追加すれば、かなり安価にレコード盤のハイレゾ音源化が可能であることを理解していただけたらと思う。

こんなこと考えながら‥‥

意義

〝音斎処〟今後の予定

 本年二回目の〝音斎処〟「ビートルズ特集」は盛況のうちに終了しました。おいで頂いた皆さん、ありがとうございました。

 さて、次回以降の予定ですが…。

 来月五月は、キース・ジャレットの誕生日である八日(日)に、キース・ジャレットのケルン・コンサート(LP二枚組)を中心に、ジャズのレコード盤をいくつか聴く予定です。この日は、〝音斎処〟初の夜の部も予定しております。夜の部に関しては、また詳しくお知らせしたいと思います。

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 六月は、廿五日を予定しています。が、まだ確定ではないので変更の可能性もあります。
 この回は少し趣を変えて、ハイレゾ音源を楽しんでいただこうと思います。『アナログとハイレゾが聴けるお休み処』というのが〝音斎処〟のキャッチフレーズでもあり、今までアナログ中心に、しかもワン・アーティストを中心に取り上げてきたのを、初めてハイレゾ音源に、複数アーティストでお楽しみいただこうと思います。
 内容的には、最近テレビでも結構取り上げられて、特集番組なども組まれている『昭和歌謡』を、シングル盤として発売されたものを中心に取り上げたいと思います。

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 ここからは主催側の勝手な理屈で申し訳ないのですが、シングル盤のレコードを再生しようとすると実は結構時間がかかるのです。7インチのレコード盤一枚の裏表に一曲ずつ、計二曲しか録音されていないシングル盤は、複数のアーティストを取り上げるとなると、レコード盤の交換に時間がかかりすぎ、聴かれている方に間延び感を与えてしまいます。地元の皆様から寄贈されたレコードにあるシングル盤を中心に、沢山の楽曲を、また普通テレビやラジオの番組では省略されてしまう、B面もあわせてご紹介したいと思っているので、六月の回は今までと手法を変えて、ハイレゾ音源を使ってのコンサートとしてみようと思います。

閑話休題

 ハイレゾ音源というと聞きなれないかもしれません。簡単に言ってしまうと、CDの音質より高音質、アナログ音源に近い音、と言われるものです。最近はハイレゾ音源として、CDやレコードという物理的な入れ物を使わず、ネットを使った配信・ダウンロードという形で販売されてもいます。

 〝音斎処〟ではレコード・コンサートのような活動をする一方で、実は地元の方々から寄贈された沢山のレコードを整理・保管、洗浄、保存・活用する活動もしています。いわゆるアーカイブということですが、その際にレコード盤一枚一枚をできうる限り最良の音質で保存するために、このハイレゾ化という手法を採っています。実際には、各レコードをターンテーブルで再生しながら、その再生音を録音しているわけですが、その録音というのが昔のカセットテープに録音するということではなく、コンピューター・ファイルとして保存する形で録音しているわけです。コンピューター上での録音形式(フォーマット)はいろいろあるのですが、〝音斎処〟が現在採用しているのは192kHz・24bitのPCM形式で非圧縮(AIFF)ファイルとしてアーカイブしています。

 〝音斎処〟六月の回ではこうしてアーカイブされたレコード音源を使って、昭和の歌唱曲(昭和歌謡)を取り上げようと思います。乞うご期待!!

〝音斎処〟の今後の予定です

今後の予定

このスケジュールは、株式会社エルプのレーザーターンテーブルを使用した、バイナル・レコード・コンサートの開催会です。
四月十六日・五月八日については、開催日・演目とも決定していますが、以降の〈仮〉とあるもの「未定」とあるものは演目・開催日を変更する場合があります。

このスケージュールになくとも、〝音斎処〟常設のターンテーブルを使用して、不定期にレコードをお聴きいただける場合があります。

開催日などについてのご質問は電子メールにてお願いします。
On-Site@tajimiyori.com

〝音斎処〟の反省

 岐阜県恵那市岩村町で恒例となっている「ゆかしき里 いわむら 城下町の ひなまつり」のイベントの一つ「ひなまつり城下町音楽祭」に参加した3月26日の『山下達郎 名盤・アカペラ三部作を レコードで聴く @〝音斎処〟』でしたが、当初の予想を大きく上回る、延べ四十人程の方々にお越しいただけました。

 反省点はいろいろありますが、一番の教訓はネットの「いいね」はあてにできない、です。
 ネットの「くちコミ」なんて言葉をマスコミやネットのSNSなどを巧みに使いこなす方々はよく口にしますが、あまりあてになりませんね。SNSの情報発信力なんてのは、一種の気休めみたいなものだと痛感しました。やはり一番確実なのは一対一の対人関係、人間関係です。それと実店舗に貼られたポスターや、実店舗の方々の口で宣伝してもらうことが何よりです。

 今回私もやりましたが、自分の友人・知人の中で興味を持ってくれそうな方にポスターを添えたお誘いの手紙を書く。これが一番です。わずか五人ほどにこうしたお知らせをしたら、その中のお二方がお友達を連れてやってきてくれました。そのお友達だけで十人近い参加者が…。あと、いつも行く喫茶店のマスターの紹介で見えた方が五、六人…。町内のイタリアンなお店に貼らせていただいたポスターを見て超コアなファンが…などなど。
 来ていただいた中にはコアな山下達郎ファンも何人かみえ、同じく山下達郎ファンの強力な協力者M氏と達郎コンサートのコアな話題で盛り上がってましたね〜

 空き家再生スペースなので居心地は決して良くはありません。音の響きは抜群なのですが、窓ガラスは割れてしまって入っておらず紙で塞ぎ、壁は造作が悪くなって外が見えたり、もちろん暖房といっても石油ストーブが一つだけ…そんな中で前半LP一枚半の約一時間、後半LP一枚半の約一時間ずーっと耳を傾けて下さいました。前後半の途中は寒さ対策を兼ねての休憩時間として…それでも最初から最後まで聴き続けてくださった方も何人かいらっしゃいました。
 今後回数を重ねるたびに来てくださる方が増え、それに伴って居心地も良くできるようにしていきたいのですが、まだまだ資金のメドが立たないのが現状です。

 今回もそうでしたが、今後もしばらくは参加は無料で、維持費として珈琲100円をご協力いただくという方式ですが、行く行くは幾許かの入場料を頂戴して収益をだし、空き家スペースの快適化を実現したいと思っております。

 ということで、来月は四月十六日(土)、その次は五月八日(日)に〝音斎処〟開催を予定しております。
 岩村町内のどこかで〝音斎処〟告知のポスターを見かけられましたら、是非友人・知人の方々にもお知らせくださるようにお願いします。

〝音斎処〟開催の場所について

〝音斎処〟場所

こんなの考えてみた...使えるか?

 〝音斎処〟のロゴをこんなのにしたいと…。 

〝音斎処〟ロゴs

 やっぱ、ちょっと変えてみた。 

〝音斎処〟缶バッジ v2
 こうしたものを説明するのって、結構無粋なんだろうけど、一応何をイメージしたかってのを…
 円形というのは勿論レコード盤を表しているけど、まぁCDでもいい訳で、最近はデジタイズしたハイレゾ音源をDVDで渡してるので、そうしたメディアを円で表して…
 次に、中ほどの黒い七角形は…レコード盤を横から見たところ、レコード盤の黒というのは、レーザーターンテーブルで再生可能な色でもある。右寄りのV字の凹みはレコード盤のグルーブ(音溝);でもって、その上の家をひっくり返したような形は、ターンテーブルについているカートリッジと針先をイメージしてる。
 その右隣の垂直線とともにこれらの線が赤いのは、レーザーターンテーブルのレーザー光をイメージしていて、五つの線を使っているのは、レーザーターンテーブルで使われているレーザー光の数とその照射位置を表している。
 まぁ、こう書くとホント説明にしかならないのだけど、もともとはレーザーターンテーブルの仕様書だとか説明書を読んでて、だんだんとイメージが湧いてきたものである。なので、レーザー光を表す赤い線は、できる限り細いものを使っている。


 FacebookとTwitterはこれを使おう! 
〝音斎処〟缶バッジ v3sb

 そんなこんなで、思いついたデザインを元に缶バッジ(私の頭の中では、カンバーバッチ;明日映画見に行くんだった)を作ろうと考えたら、いろいろ支障が出そうになった。
 そこでカンバーバッチのイメージを実寸の3.2センチに落とし込んで調整したのがこちらのヴァージョン;
 文字のポイント調整と画数の多い漢字の使用を最小限にし、赤い線がつぶれて見えなくなるのを防ぐために、やや太めに設定してみた。
 これなら3.2センチでも視認性が良くなり、怪我の功名かFacebookとTwitterのプロフィールにもぴったりになった。
 めでたしメデタシ

と思ったら…更にもう一捻りをということで;
こちらの方が、漢字の感じが柔らかくなる。

やはり、こうした作業ってポイントを指摘してくれる第三者が非常に重要だなって実感しました。

〝音斎処〟缶バッジ v3sb2



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〝音斎処〟の現地・現場

準備前・左奥の机の上にレーザー・ターンテーブルを置きます

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準備完了・今回はモノラルをかけるということで初めてADACをプリアンプとして使用しました
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こんな看板を作っていただきました(会場前)・看板があっても通り過ぎてしまうごくごく普通の建物ですが、築100年近く経っているとのこと
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こんな看板を作っていただきました(枡形にも)・岩村に通い慣れた方にはすぐにわかる場所ですね・左の花餅が飾ってある電柱のところが老舗家具「京屋」さんです・途中息抜きに京屋家具のご主人と奥さんが代わりばんこにレコードを聴きに来てくださいました、しかもご主人は自ら入れられた珈琲の差し入れを持参で‥‥本当に有難うございました
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外の様子です@枡形前メイン会場・メイン会場は入れ替わりで沢山のグループが演奏を‥‥こちらは陽の光が柔らかく春らしい暖かさでした
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家族連れのお客さん‥‥熱心にレコードについてお子さんに教えて見えました・この場面ではお父さんがレコード盤の溝とレコードの針についてお話しされていました、お母さんと娘さんとに挟まれて足しか見えませんが、親子四人のご家族でした
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レーザー・ターンテーブルの音に聴き入るみなさん‥‥音楽好きの方にはとても好評でした・音楽好きの人にはアナログとデジタルの音の違いはすぐにわかるので、モノラルでもステレオ感のある音に熱心に聴き入ってみえました
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実はまだまだたくさんの方に聴いていただいたのですが、写真を撮るのを忘れてしまいました。というのも、熱心な方とのお話に夢中で‥‥殊に、このスペースの音の良さや、大音量でレコードを聴けることにみなさん感激されていました。「こんな大きな音で家ではかけられないもんな〜」という声が多かったですね。私としては、出したい音の六割くらいでしたが、普通の家庭ではそんな音でも聴けない状況がありますネ そうは言ってもご近所のことを考えて抑えていたわけですが‥‥。去年の五月に女城主の酒蔵をお借りして出した音を聴いてもらいたいな〜 きっとビックリ&大感激だろうな〜 私の去年のライブマジック&今年のリザードのように!!

今回お話しした中にも3000枚近くのレコードをお持ちの方がみえました。ブルーグラスとジャズが多いとのお話でした。ブルーグラスをそれほど集められている方を私は知らないので、ぜひそのコレクションでコンサートなんかしてみたいですね〜

レーザー・ターンテーブルについて多かった質問は;
・まずその原理ですね;CDもレーザー光を使ってるので、そのイメージが強く残っていて、波形を読み取るということにちょっと時間がかかるようでした
・次はデジタル処理の有無;レーザー・ターンテーブルでは一切デジタル処理をしていないのですが、その音の良さから逆にデジタル処理をしてるのでは?という質問が多かったですね
・後は値段に関する質問が多かったのですが‥‥この点は、初期コストは高いがランニング・コストを考えると結局は安くつくということをお伝えしました。ブログでもFBでもお伝えしてますが、私は中古レコード店で買うときは100円LPから探すことにしています。中古レコード店で値段が安いのは基本的にジャケットやライナーノーツが無かったり汚れたりしているもの、レコードの盤面に傷があったり反ってたりするものなんです。でも、レコード面と接触しないレーザー・ターンテーブルではレコードをそれ以上傷めないし、もともと聴き込んで溝が減ったレコード盤でも、針とは違う場所を読み取るレーザー・ターンテーブルでは今まで針が一度も触れていない溝を読み取るので音の良さは中古でも新盤でも変わらないのです‥‥などなど
そんな説明を現物を操作しながらしていると皆さんが一様に驚かれたのはその操作性の高さです。つまり、選曲や曲飛ばしリピートなど通常のCDプレーヤーやMP3プレーヤーで出来ることはほぼ全てできるのです。いちいちトーンアームを触る必要は全くないのですね この点に本当に驚かれました。

もちろんレーザー・ターンテーブルの不得意な点もちゃんとお伝えしました。
・ホコリや汚れに極端に弱い 〜 溝にホコリや汚れが残っているとレーザー光は雑音としてそのホコリや汚れを再生すること
・黒い盤以外は再生できない 〜 レーザー光の特性として黒以外では反射されないので再生情報が得られない
などですね。

ということで、今まで耳にしことはある「レーザー・ターンテーブル」を実際に見て聴けたことに皆さんにお礼をいただいてしまいました。
そんなわけで、今後もまたこんな機会を持ちたいな〜

そうそう〝レコ鉄〟の話を忘れるところでした。この話をすると皆さん一瞬驚きの表情でしたがすぐに「針がないからか〜」と納得していただけました。

次は街中で‥‥音斎処

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