〝音斎処〟

I Want A Music Using Rear Laser Audio


DDPファイルについて

レーザーターンテーブルを使ってデジタイズした音源を用いて市販できるCDを作成するというプロジェクトを、自分の中で勝手に立ち上げて色々調べている。
元々は、ななきさとえ(
@satoenanaki)さんが、ご自身のアナログ盤からCDを作成し流通させたいと考えられた事が、上記プロジェクトの遠因となっている。

〝音斎処〟でアナログ盤のデジタイズをしてアーカイヴ化するとの試みは三年ほど前から行っていて、既に三十枚近くをハイレゾ(192KHz 24bit)でDVDメディアに、MP3ファイルでCDメディアに整理してきている。
これはあくまでも音源データを残すためのであり、市販を意識しているわけではない。従って、JANコードやISRCコード、或いは楽曲データ(例えば、曲名やアーティスト名など)とかアルバムフォトなんかも全く気にしていない、本当に音源だけを収めた物なのだ。しかも、何枚も作るわけではない。〝音斎処〟のアーカイヴ用としては1枚で十分だ。基本的に音源データとしてパーソナルコンピュータでアクセスできれば良いと考えている。

処がどっこい、市販CDはそんなわけに行かないらしい。その理由は色々あるが、私が考えるに最大のものは、どうも大量生産にあるらしい。1枚のCDやDVDを作るのと違い、大量のコピーを一度に効率良く作成するにはキチンとした大本(おおもと)になるもの、つまりマスターが必要なのだ。しかも、そこには市販に堪え得る様々な情報、つまり音源以外の様々な情報が必要となってくる(らしい)。

と、此処まで理解が進むのに1ケ月程が必要だった。そして出会った単語がDDP(Disc Description Protocol)。Wikiには次のような説明がある。

◆◆◆
光学ディスク(CDやDVDを含む)の内容を指定するための形式である。
一般的に、DDPは複製のためにディスクプリマスターを引き渡すために使われる。DDPはプロプライエタリ形式であり、DCAの所有である。ファイル形式は無料入手可能ではない。
DDPには以下の4つのパートを含まなければならない。
1 音楽イメージ( .DATファイル)
2 DDP識別子(DDPID)
3 DDPストリーム記述子(DDPMS)
4 サブコード記述子(PQDESCR)
また、オプションとしてテキストファイルを含めることができる。これはトラックタイトルとタイミングを含むだろう。
◆◆◆

まぁナンテ難しいんだろうっ。この場合「煩雑で、めんどうだ」の意だが‥‥。
大量のCDをプレスするためには、プレス工場にキチンとしたデータを入稿する必要が有り、そのデータの形式がDDPということのようだ。

ここまでたどり着いたので、次にこのDDP形式のファイルを作ることのできるソフトウエア捜しにとりかかった。処がこれがまた一筋縄では行かない。というのも、音楽(楽曲)を販売するメディア/フォーマットとしてのCDは、既に「オワコン」らしい。殊にアメリカ合州国では完全にCDはオワコンであり、配信やサブスクリプションが主流となっている。従って、CD用のDDP作成対応ソフト自体オワコンらしい(ことをつい最近知った)。

ネットでDDP作成対応ソフトを調べていても、ここ二年くらいはアップデートしていないものが多く、特にMac用は極端に数が少ないのだ。もちろん日本語化されたソフトも少ないようで、色々と探し回ってもなかなかよさそうなのに行き当たらない。

ということで、非常に中途半端になってしまったが、もう少し勉強が進んだらまた報告したいと思います。

※此処までの探索で出会った参考になるサイトへのリンクを下記にまとめておきます。



レーザーターンテーブルについて

レーザーターンテーブルの話題が大抵「価格が高い」で終わってしまうのが残念だ。
個人が良い音質でレコード再生する「だけ」なら、確かに大きな出費だ。
しかし、レーザーターンテーブルはこの先何年待っても「安価」にはならない。逆に将来存在しなくなる可能性すらある「絶滅危惧種」なのだ。

購入価格が「高い」だけではない。メンテナンスにもそれなりに出費が必要である。
レーザーターンテーブルをアナログ盤再生装置の一つとして理解するよりも、高級外車と考えた方がより真相に近い。使わなければ能力を発揮できないが、使えば当然劣化する部分も出てくる。初期性能を維持するには保守費用が発生する。

レーザーターンテーブルの特徴のひとつは「無接触」であること。針や盤が消耗したり損傷したりしない。
今一つは「高出力」であること。フォノダイレクト仕様であれば400mVで出力可能である。
この二つの特徴により、レーザーターンテーブルは単なるアナログ盤再生装置を超えて、新な用途が拡がっている。
・新規アナログ盤の検盤
・絶版アナログ盤の復活
・絶版アナログ盤からのCD作成、ハイレゾ音源作成
・高出力であるため、デジタル処理時S/N比が高い
・フォノダイレクトによりイコライザー特性をRIAA以外にも容易に変更可能
・カートリッジがメーカーや品番により音に個性を持たせているのと違い、レーザーターンテーブルの音は唯一無二であり、盤同士の比較や他のオーディオ装置同士の比較の為の基準原器となり得る。

>>あと、一般には殆ど知られていないが、レーザーターンテーブルは振動と横Gにめっぽう強い。これは明知鉄道の気動車(ジーゼル列車)内でレコードコンサートをした経験によるもの。日本一の急勾配をフルスロットルで駆け上がる車中でも、Rのきつい部分での遠心力でも音跳びを起こさない、音溝のトレースを外さない。この音溝追随性は針振動で音を拾うカートリッジ式のターンテーブルとは比較にならない信頼性である。<<

こんな感じで並べてみると、個人の用途よりは、ミュージシャンや音源制作現場の方々、所謂「業界人」にもっと使って欲しい製品である。

〝音斎処〟ではレーザーターンテーブルを使用することが多いけど、カートリッジタイプのターンテーブルを使わないわけではない。
〝音斎処〟の基本的考え方に「レコードが収められた演奏の音量と同等の音量で聴くことが基本」と言うのが有り(かなり私個人の思い込み)、通常個人が家で聴く時の音量とは比べ物にならない音量で聴くことにしている。とは言え、ピークで方チャンネル30ワット出てれば良いところなんだけど‥‥。そんな音量でカートリッジタイプのターンテーブルを使うためには防振対策が大変だ。〝音斎処〟には1トン近くある鉄製のDJテーブルがあるから安心だけど、普通の家庭ではそこまで備えられない。実際自宅で、ピークで10ワットを超えるくらいでカートリッジタイプのターンテーブルを鳴らすと、結構シンドイ。だがレーザーターンテーブルだと安心なのだ。

#恵那市岩村町安田邸 #いわむら五っこ