2015/07/26 Sun Filed in:
レーザーターンテーブル | エルプ | 浜田省吾 連休明けの平日、7月21日・22日に名古屋にあるライブハウス〝ジャミン〟で行われた『浜田省吾レコード”いい音”LIVE』の様子をお届けします。
このレコードコンサートは、世界で唯一、光学式ピックアップを採用したレコードプレーヤー〝レーザーターンテーブル〟を製造・販売する株式会社エルプが企画し、所属事務所・レコード会社の協力のもとに開催されているものです。7月4日の札幌を皮切りに9月6日の石巻まで六つの都市を回っているもので、名古屋は札幌・大阪に次ぐ三番目の開催でした。
このコンサートは浜田省吾さんご本人の出演はなく、浜田さんのこれまでリリースされたレコードを中心としたレコードコンサートであるにもかかわらず、発表当初から浜田省吾ファンから熱い眼差しを送られ、各会場100名ずつの抽選予約制にもかかわらず、千人を超える応募があり、急遽追加公演が決定されている人気ぶりだそうです。
名古屋会場も当初は7月21日のみの公演予定だったものを応募多数のために22日にも追加公演が行われ、両日合わせて200名超のファンの方々がレコードコンサートを楽しまれました。
私は昨年自身の還暦コンサートをお手伝いいただいたご縁から、今回はお手伝いとコンサート運営の勉強のために二日間とも参加させていただきました。
以下の画像でその熱気が少しでも伝えられればと思います。
今回のレコードコンサートが行われた、名古屋栄にあるライブハウス〝ジャミン〟
お土産に持参した岩村醸造〝女城主〟とレーザーターンテーブルで記念撮影
開場前の会場内の様子
開場前の会場外の様子‥‥会場30分くらい前には結構並ばれてました
開場後の会場内の様子‥‥ドリンク片手に各々自身の好みの席へ
ライブさながら立ち上がっての声援
ライブさながら立ち上がっての手拍子‥‥みなさん乗ってます
2015/07/19 Sun Filed in:
〝音斎処〟 | レーザーターンテーブル 明日7月20日は1年ぶりに名古屋で開催される株式会社エルプのレーザーターンテーブル試聴会に行ってきます。
場所は昨年同様、名古屋の国際センタービルの五階にある和室です。12畳ほどの畳の部屋で20人くらいが試聴できる感じです。今年はどんな曲が聴けるのか楽しみですが、それよりもエルプの竹内さんに東京マンボオーケストラについて訊いてみようと思っています。きっと竹内さんならジュピターレコードに関しても何かしらの情報を持ってみえる気がしています。なんせ個人で所有するレコード盤の枚数が万を超えているレコード収集家ですし、エルプのレーザーターンテーブルを通じて音楽業界にも通じてみえるので、ネットで探すよりもきっと多くの情報が得られると思っているわけです。というわけで、明日はこのレコードと他に2枚のレコードを持って行くことにします。
あと二枚はレコードとしてはかなり録音状態がいい優れものだと私が思っているものです。
レコードの価値は、普通に考えれば〝誰の〟レコードか、つまりアーティストの価値で決まるものですが、それ以外にも基準があると思うのです。その一つがいかに優れた録音であるかだと思います。アナログの醍醐味というのは、ある意味この録音の良さを感じられるかどうかにあると思うのです。CD以降のデジタル音楽というのが、いかにクリアな音質かを主眼に置いたものであるのに対し、アナログであるレコード盤においてはいかにマスターテープに忠実かに重点が置かれていたと言えます。それゆえ音の作り方がマスターテープをレコード盤にする過程、カッティングの過程、で大きく変わってしまうわけです。
単純に言ってしまえば、現今のデジタル音楽製作では簡単に無音部分を本当に無音(つまりはデータ無し)にできてしまうので、S/N比というのはあまり考える必要がないのですが、アナログにおいては如何に無音部分でノイズを乗せないかというのが重要になると思うのです。わかりやすく言うと、CDでは曲と曲の間は完全に無音になっているのに対し、レコード盤ではノイズが乗っています。それがスクラッチ・ノイズなのかテープヒスなのか、はたまた全く違うノイズなのかは別としてです。
で、本題に戻ると、こうしたノイズを抑えて、ダイナミックレンジを大きく取られた音というのはとても迫力のある、聴いてて心地よいものになります。この心地よさというのはCDでは決して得られないものでもあります。そうした〝良い音〟をたくさんの人に聴いて欲しいと思っています。