〝音斎処〟

I Want A Music Using Rear Laser Audio


ノイズ除去

ノイズ除去の威力

ノイズ除去(ノイズリダクション)がどれ程の効果をもたらすかを、シェラック盤により比較してみました。
音源は1955年発売の「田舎のバス」(中村メイコ)です。後にヴァイナルとして再発もされているようですが、こちらはオリジナルのシェラック盤78回転です。
ノイズ除去前の音源は 24ビット 192kHz のAIFF、ノイズ除去後は 16ビット 44.1kHz のWAVで、いわゆるCD品質です。

田舎のバス(ノイズ除去 前)

田舎のバス(ノイズ除去 後)

フォノシートの実力

フォノシート(或いはソノシート)の実力と
中山千夏さんの歌唱力の凄さ


ひょっこりひょうたん島 1960年代の小学生向け学習雑誌の付録と思われるフォノシートより。

 
ひょっこりひょうたん島1

 
ひょっこりひょうたん島2

現役当時は、雑誌のオマケ的にしか扱われていなかったフォノシートやソノシートですが、丁寧にノイズ除去を施してやれば、いまのCDとは比べ物にならない生々しい音が入っています。
しかも今となっては聴けないような歴史的価値のある音源も、ひょっとして収録されているかも知れません。
この音源の「ひょっこりひょうたん島」もそうした中の一つと思えます。なんせ、見ていた当時は余り感じなかったけど、これは超長篇ミュージカルだったんだって、このシートを聴いていても分かります。

この音源は、フォノシートをデンオンのDP-5000F+DL-103で再生し、(株)エルプの【eLPE-1】と【eLPE-プラス】を通してデジタイズしたものを、Mac用のノイズ除去ソフトで処理したものです。
CDと同じ「16bit 44.1kHz」のWAVファイルになっています。

フォノシートは侮れない

最近学習中のノイズ除去ですが、その過程でフォノシートとかソノシートと呼ばれるレコード盤の凄い実力を知ることとなった。
あんなに薄いヴィニール製のペラペラした物ですが、そこに刻み込まれた音と云うのは、想像以上に凄いものだ。

江利チエミ
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