〝音斎処〟

I Want A Music Using Rear Laser Audio


映画イエスタデイ

映画イエスタデイ

昨日(2019/10/16)は久し振りに映画を観に名古屋へ出かけた。
場所は、名古屋・伏見ミリオン座だ。この四月から、御園座近くから、長者町に移転したのだが、移転後初めて訪れるのだ。

名古屋地下鉄伏見駅は、浪人時代に通い慣れた駅だが、もう40年近く前のこと、その当時とは全く異なる駅となっている。当時は利用客の少ないちいさな駅で、地下鉄鶴舞線も開業していなかった。
その頃のわたしの感覚では「伏見駅=繊維街・長者町」だったが、肝心の長者町には全くと云って良いほど行くことはなかった。
「伏見駅=繊維街・長者町」という感覚は、駅構内から通じていた「地下鉄伏見駅商店街」から来るもので、恐らく浪人時代に一度か二度この商店街を通ったことがあるにすぎない。当時から「地下鉄伏見駅商店街」は独特の雰囲気を持つ場所であったが、最近またテレビなどで採り上げられる機会が増え、何となく行きたくなっていた場所だ。

映画「Yesterday」は、今月11日から封切られ、ミッドランドやイオン等でも観られるが、伏見ミリオン座にしたのは新装開店の雰囲気を味わいたかったのと、この「地下鉄伏見駅商店街」を歩いてみたかったからでもある。

映画「Yesterday」については、ネタバレが色々あるのでここでは書けないが、26日開催の〝音斎処〟用にネタの仕入も兼ねていた。

〝音斎処〟191026


残念なことにと云うか、予想通りと云うか、映画「Yesterday」に出てくるビートルズの楽曲に今回〝音斎処〟で紹介する曲は入っていなかった。
この点については、ある意味ホッとしていると言って良いのだが‥‥。

さて「地下鉄伏見駅商店街」の話に戻ると;今回の散策でちょっと素敵な喫茶店の存在を知った。
詳しくは
こちらのサイトに譲るが、マスターが音楽好き・ビートルズ好きとすぐに分かるお店の雰囲気がとても気に入ってしまった。

店に入ってまず気づくのは、JBLのスピーカーが二組、そしてエレキギターが飾られていること。オーディオラックにはアキュファーズのアンプとビートルズのアルバムを含むLPが50枚ほどか。
お許しを得て、LPを見させて頂いた。気になったのは、ディアゴスティーニから2017年に発売されたザ・ビートルズ・LPレコードコレクションの創刊号「アビー・ロード」が封を切らないまま‥‥。ビートルズのアルバムは恐らく全て揃っていそうで、手に取ったのは「オールディーズ」‥‥1976年来日10周年を機にレコード番号を一新して再発された盤‥‥恐らくこのシリーズで全ての盤が揃えられているようだ。
一目見て、殆どかけられていないようで、とても丁寧に扱われている盤なのが判り、新品同様、帯付きの日本盤極上品である。

スピーカー、アンプ、レコードが揃っているのに肝心のプレーヤーが見あたらないので、その点をおたずねしたら「ここにあるんですよ」と秘密の扉(?)をあけて頂けた‥‥ヤマハの高級プレーヤー、恐らく1980年代前半の製品だった。
マスターは、私よりもお若い、まだ50代と言うことでしたが、中学以来のビートル好き、音楽好きで、今もバンド活動をやられていると云う。
入る時には気づかなかった、お店の向かいの壁に設えられたショウウインドウにもビートルズグッズとギターが飾られているのを、マスターの奥様にご説明いただいた。

見ず知らずの、一見の私にも、親切に丁寧にお話しいただき、とても有意義な時間を過ごすことが出来感謝感謝です。

音楽好き、ビートル好き、オーディオ好きの方は、是非一度お立ち寄りされることをお勧めします。

 ※ 「地下鉄伏見駅商店街」については、
こちらのサイトがより詳しく解説されています。
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