〝音斎処〟

I Want A Music Using Rear Laser Audio

レーザーターンテーブル

〝音斎人〟新聞 第六号

〝音斎処〟新聞第六号

〝音斎人〟新聞 第五号

〝音斎処〟新聞第五号

〝音斎人〟新聞 第四号

〝音斎処〟新聞第四号

〝音斎人〟新聞 第参号

〝音斎処〟新聞第参号

〝音斎処〟無事終了

本日の〝音斎処〟も無事終了しました。

今日も新たな〝音斎人〟がお一人、清州からおいでになりました。
それと、かなり遠方から一組‥‥たまたま岩村に観光でおいでになっていた方が、女城主の岩村醸造で偶然見かけたポスターを頼りにおいでくださいました。なんと富山からのお客様でした。
そんなこんなでゆるりゆるりとやっております〝音斎処〟ですが、鬼の笑うのも承知で来年の夢をお伝えできました。ブログでは中々ご披露できないホットでセキュアーな話題ですが。

今日も延べ15,6名の方がおみえになりました。
相変わらずレコードを聴くのに忙しくて、映像は一切ないのですが、悪しからず。

来月は7月22日(土)ライブ盤特集です。

〝音斎人〟新聞 第二号

〝音斎処〟新聞2

〝音斎処〟通のためのビートルズ・ソングス 
 セットリストなど

5月27日の〝音斎処〟のセットリストとメモです;

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〝音斎人〟新聞 創刊号

〝音斎処〟新聞

〝音斎処〟リクエスト特集

4月22日の〝音斎処〟では、リクエスト特集として、1月に寄贈のあったLPを中心に、各自持ち寄ったレコード盤やハイレゾ音源をその場で選盤・選曲しながら聴き入るということをやってみました。
初めての試みなので、どうなることかと思っていましたが、結果的にはいつも以上の盛り上がりで、予定時間を大幅にオーバーしての楽しい一日でした。
と、ここまで打ってきて思い出したのは、いつもながらその盛況ぶりをお伝えできる画像が一枚もないこと‥‥。どうしてだかわからないが、いつも撮ろうと思いつつ結果撮れずじまいなのです。
聴きに来てくださる方々も、電車内でよく見かけるようなスマホ画面に釘付け、の方は一人もいなくって、スピーカーから流れてくる大音量の楽曲に身をゆだね、聴き入ってくださるので、結果的にスマホ撮影の画像はほとんどないことになる。まあスマホで画像をアップすることが目的ではないので、これはこれで良しとするわけだ。

今回は、常連の方を中心に延べで15人ほど‥‥今回仕事の都合で来られない常連さんからは前日メールでの欠席連絡があった。どうも、多くの方の月に一回のお楽しみになりつつあるようだ。
元々〝音斎処〟は中古レコード盤を売ったり、物販をするような『お店』ではなく、古い街並みの残る岩村に来るきっかけの一つになればと始めたことなので、月に一度岩村に来られる方が徐々にではあるが多くなって来たことには、結構喜んでいる。こうした思いが既に私の『せんしょ』であり、この八年近く岩村に通い詰めている私個人の押し売りみたいなものなので、それに応えてくれるように〝音斎処〟に常連さんが増えることは嬉しいことなのだ。

先に書いたように〝音斎処〟はお店ではないので気軽に入ってきて欲しい。つまらなかったら気軽に退室していただいて構わない。常連さんといっても、居酒屋の様な雰囲気もなく、会員制でもなければ会員名簿があるわけでもない。〝音斎処〟にレコード盤を聴きにくる内に顔なじみになった、ということで、お互いに音楽の趣味も好みも違うけれど、一時同じ場所で同じ音楽を聴きながら同じ時間を過ごすという、ある意味ありふれた日常なのである。以前にも触れた通り、友達の家に新しく入ったレコード盤を聴きに行く感じなのである。

そんな日常の一コマなので、画像が、写真がなくっても致し方ないな、と妙に納得してしまう。ということで、次回以降も殆ど画像のない報告になるものと思われますがご容赦を!

次回は5月27日(土)13時からです。

エルプの紹介記事

週刊ダイアモンド(3月18日号)に掲載された株式会社エルプの紹介記事です。
生産部長の関塚さんが紹介されるのはとても珍しいことです。


エルプ紹介_ページ_1エルプ紹介_ページ_2

〝音斎人〟

今更なのかも知れないが、〝音斎処〟というのは、地域活性化のためにやっているのでもなく、町おこしのためでもなく、ましてや情報発信のためにやっているのでもない。ただ単純に自分自身が大きな音でよい音楽を聴きたいと思ってやっているのだ。

元々お金もうけのために始めたわけではなく、お金を払ってでもやってみたいと思ったことをやっているだけなので、入場料など設定していない。無料だから聴きたくない音楽がかかる時もあるし、下手なMCを聞かされることもある。そんな時は入退場自由だから、さっさと出ていっても構わない。逆に通りかかったら好きな曲が流れていたので、と入ってきていただいても構わない。『去る者は追わず、来る者は拒まず』が基本精神なので、一期一会の出会いがそこにあればそれでよい。

〝音斎処〟というとなんか「ちゃのみどころ」みたいな感じで、お店だと思われることもあるが、お店ではない。喫茶店ではないし、レコード店でもない。まして中古レコード屋でもないのだ。まあどう例えたらよいのかよくわからないのだが、自分の部屋に友達を呼んでレコードを持ち寄って互いに批評しつつ聴いている、というのが一番近い気がする。いってみれば昭和40年代から50年代中ごろ位までの、中学生、高校生、大学生の日常のような雰囲気と思っていただければよいかも知れない。とは言え、その時代を知らない方にとっては「なんのこっちゃ?」ということなのだが。

そんな感じの〝音斎処〟も今年の春で三年目になった。一昨年は、春と秋のいわむらのお祭りに合わせての開催だったが、昨年から毎月一回やるようになった。「やるようになった」というと大袈裟で、実は「できるようになった」というのが本当のところだ。
冒頭に書いたように『自分自身が大きな音でよい音楽を聴きたい』と思って始めたのだが、やはり世間は広い、数は少なくとも同じような欲求を持つ人は零ではないということで、開催に協力してくれる方、聴きに来てくれる方が徐々に増えてきたのだ。その方々の後押しがあって毎月開催できるようになった、というのが実情だ。そうした方々を始め、〝音斎処〟に集ってきてくれる方々を〝音斎人〟(おんさいと)と、私は勝手に呼んでいる。

私自身は岩村出身でもなく、岩村に住んでいるのでもない。通っているだけの人間である。四年ほど前に「ふるさとがよい」というエッセーを書いた事があるが、まさに故郷に通うが如く岩村に出没している。当の岩村の人々にとっては迷惑な存在なのかも知れないが、本人は気にしていない。「そんなに通ってどこがいいの?」とはいわれたことがあるが、「もうこないで」といわれたことはない。岩村とそこに住む人々は懐が広いようだ。

昨年の半ばくらいから〝音斎処〟がきっかけで月一回は岩村に通う「ふるさとがよい」の〝音斎人〟ができ始めた。とても嬉しいことだ。
なにが嬉しいかといえば、一番はそうした〝音斎人〟が持ってきてくださる情報である。そう〝音斎処〟は情報発信は目指していないが、情報の受信は目指している。強力な出力の送信機ではないが、微弱な電波もできる限り掬い上げられるような優れた受信機を目指しているのだ。数は少ないがそうした方々は、色々な情報を〝音斎処〟にもたらしてくれる。

昨年の山下達郎さんの特集では、山下達郎ファンクラブに入っている方が満足されたようだったし、青春時代の思い出キース・ジャレットを聴きに来ました、という方もみえた。そんな中。今年は新たな情報を持ってきてくださった方が‥‥。

世の中には一見しただけではどう使うかが想像できないもの、想像はできてもホントにそうなのかが判らないものが存在する。現代のスマートフォンのように、最初から中の仕組みなんてわからなくてよい、としているデジタル機器などは、元来中身が見えない作りなので想像する気すら起こらない。そこへ行くとアナログ機器というのは、ある種想像力をかき立てるために存在したり、勝手な妄想にふけったりできるオモチャの様なところがある。その最たるものが、〝音斎処〟でDJ台として重宝している段ボール機器である。

これは一度みていただくのが一番なのだが、とにかく重く頑丈そうな鉄製のテーブル状の機器で、そこに歯車やらハンドルやらが設えられた、想像力をかき立てる代物である。これって多分あれなんだろうな〜 こっちはこうやって動かすんだろうな〜 と、想像はするものの、実際にそうなのかは俄にはわからない。それがアナログのよいところである。想像力の無い私などは、〝音斎処〟を開催する安田邸で一番初めにこれを見た時に「DJ台にちょうどいい」としか思いつかなかった。金槌しか使えない人はすべてが釘に見えるという、あの法則そのものだ。レコードを大音量でかけることにしか気が無い私には、約一トンもあろうかという鉄製のテーブルは、振動を発生させない、ターンテーブルを置いてもアンプを置いてもびくともしない、超強力なDJ台にしか見えなかったのだ。

ISOWA TEKOSYO と銘の入ったその機器の正しい機能と使い方を教えてくださったのは、3月25日の〝音斎処〟終了後にみえた、株式会社ISOWAの磯輪社長である。
昨年同日に開催された〝音斎処〟で、レーザーターンテーブルの乗ったこの機器を見て涙ぐまれた女性がみえた。どうもその方の紹介で今回この機器を見にお出でくださったようだ。(その時の様子は、公開されている同氏のブログ
「磯輪日記」で確認できるので、ご一読をお願いします。)「磯輪鐵工所」は現在は「株式会社ISOWA」になっているが、「正しく祖父や父が造っていた製品だ」とのお言葉であった。

よくよく考えれば、なにかのご縁により〝音斎処〟をこの安田邸でやり始めなければ、超重量級粗大ごみとして放出されていたかも知れないこの段ボール機器が、こうして一年をかけて新しい方向へと繋がっていった。レコードと同じでこうした機器も人間の生活の中で活きていたモノだけに、時を隔てたとは言え、また人間が動き始めると何かしらの生命力を蘇らせるのかも知れない。そんなことをフと感じた出来事だった。
うかがったところ磯輪社長も私と同年代、音楽好きとのことで、また新たな〝音斎人〟が増えたような気になっている。

〝音斎処〟今後の予定


先日の〝音斎処〟の折、今後の予定はどうなってますか、とのご質問があった。ここに予定を挙げておきますが、開催回や内容は変更になる場合があります。ご了解ください。


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3月26日Farm Rootsジャズ講座@〝音斎処〟セットリスト

3月26日Farm Rootsジャズ講座@〝音斎処〟セットリストです。

JELLY ROLL MORTON & HIS RED HOT PEPPERS
 "THE KING OF NEW ORLEANZ JAZZ" 1−1 BLACK MOTTOM STOMP

LOUIS ARMSTRONG
 "SATCHIMO AT SYMPHONY HALL" 1−1 MAHOGANY HALL STOMP

GLENN MILLER
 "REMEMBER GLENN" 1−1 IN THE MOOD

CHARLIE PARKER
 "SUMMIT MEETING AT BIRDLAND" A−1 BLUE'N BOOGIE ・ A−2 ANTHROPOLOGY

JUNIOR MANCE
 "JUNIOR" 1−4 LOVE FOR SALE

MILES DAVIS
 "MILES DAVIS" (二枚組みボックス入り)4−1 SO WHAT

JOHN COLTRANE
 "A LOVE SUPREMES" 1−1 ACKNOWLEDGEMENT

BILL EVAMS
 "PEACE PIECES" 2−1 VERY EARLY

JOE HENDERSON
 "INNER URGE" 1−1 INNER URGE

FREDDIE HUBBARRD
 "FIRST LIGHT" 1−2 ウンCれあLべRT

ENRICO RAVA
 "THE PILGRIM AND THE STARS" 1−1 THE PILGRIM AND THE STARS

MONTLY ALEXANDER
 "LIVE !" 1−3 SATIN DOLL

3月25日〝音斎処〟セットリスト

2017年最初の〝音斎処〟3月25日(土)のセットリストです。

Beatles Live at the Hollywood Bowl THE BEATLES
1977年盤 EAS-80830 EMI / Odeon 東芝EMI株式会社
1−7;Roll Over Beethoven
2−6;Long Tall Sally
2016年盤 602557054996 Apple / UNIVERSAL UNIVERSAL MUSIC GROUP INTERNATIONAL
1−7;Roll Over Beethoven
2−4;Long Tall Sally
2−6;I Want to Hold Your Hand

BLUE & LONESOME THE ROLLING STONES
2016年 00602557149449 polydor UNIVERSAL MUSIC GROUP INTERNATIONAL
A−1;JUST YOUR FOOL
C−1;RIDE'EM ON DOWN

THE TIMERS THE TIMERS
2016年 UPJY-9062 UNIVERSAL / EASTWORLD ユニバーサル ミュージック合同会社
A−1;タイマーズのテーマ
A−4;ロックン仁義
A−5;デイ・ドリーム・ビリーバー

美空ひばり 美空ひばり
2016年 SSAR-005~6 Columbia ステレオ・サウンド
1−1;悲しい酒
1−2;みだれ髪

ちあきなおみ・おりじなる ちあきなおみ
2007年 COJA-9243 Columbia コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社
1−6;ルージュ

BOB DYLAN AND THE NEW FOLK MOVEMENT
2013年 5055551790011 Ein Produkt der Delta Music & Entertainment BmbH & Co.KG
A−3;IN MY TIME OF DYIN' - BOB DYLAN
A−6;PRETTY PEGGY-O - BOB DYLAN
B−3;HOUSE OF THE RISIN' SUN - BOB DYLAN
B−4;FREIGHT TRAIN BLUES - BOB DYLAN
C−1;PLAISIR D'AMOUR - JOAN BAEZ
C−2;GOLDEN APPLE OF THE SUN - JUDY COLLINS
D−1;WILLIE THE WEEPER - DAVE VAN RONK

I LONG TO SEE YOU chales lloyd & the marvels
2016年 602547746498 BLUE NOTE
a−1;MASTER OF WAR
c−2;LAST NIGHT I HAD THE STRANGEST DREAM

〝音斎処〟冬眠明けのお知らせ

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〝音斎処〟定期開催時ポスター

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〝音斎処〟冬眠のお知らせ

〝音斎処〟冬眠のお知らせ。
11月26日無事〝音斎処〟岩村おかげ祭りを終了することができました。
当日は快晴の絶好の行楽日和、街中を歩いていると汗ばむほどの強い日差しでした。処が、〝音斎処〟を開催する安田邸は、普段は人気のない、いわゆる空き家‥‥火の気もなく、すきま風も遠慮なく通り抜けるような環境です。
夏場は日差しも高く、長いし、通り抜ける風も心地よいのですが、これからの季節とてもゆったりと音楽を楽しめる環境では、残念ながら無いのが現実です。
というわけで、〝音斎処〟は暫くお休みさせていただきます。冬眠です!!
来たる平成29年の三月に復活予定です。

例年春の訪れとともに岩村のひな祭りが始まります。そのひな祭りにあわせて、来年三月の第四土曜日から、〝音斎処〟も活動を始めたいと思います。
来春三月の第四土曜日をどうかお楽しみにお待ちください。

本年幾度か〝音斎処〟を訪れてくださった多くの方々、また定期開催にご尽力頂きました多くの方々に、お礼を申し上げます。
冬眠期間には来年の継続開催の為のネタ集めとレコード盤集めに勤めたいと思います。

冬眠中の状況をお知りになりたい方、また本年の感想やご質問などは、OnーSite@tajimiyori.comまでメールしていただければ幸いです。

フォノダイレクトについて

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〝音斎処〟最新情報

第四回の〝音斎処〟『昭和の歌謡曲』は無事終了しました。当日は天気が芳しくなかった事もあり、大幅な集客増はできませんでしたが、常連さんを中心に10名ほど、スタッフを入れると14人ほどで音楽鑑賞を楽しみました。
〝音斎処〟は無料開放、出入り自由で行っています。運営費の足しにと、紙コップを100円で購入していただきコーヒーを飲んでいただいているのですが、常連となられた皆様は、もう入ってくるとすぐに100円を用意されているといった感じで、嬉しい限りです。

〝音斎処〟の開催場所は、恵那市岩村町にある今は使われていない古い民家です。
下の写真がその外観です。
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中は、生活に必要な家具類や畳などが取り払われた、がら〜んとした空間ですが、なぜかとても良い音を響かせてくれます。
そんな空間に、以前家主の方が仕事で使われていた大きくて重い重機が二台おかれていて、そのうちの一台がDJ用に機材を載せるのにぴったりの物で重宝しています。


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会場の全体はこんな感じです。

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〝音斎処〟では、毎回テーマを決めて音楽を楽しむのですが、基本的にはレコード盤に刻まれた音楽(ジャンルは色々)を楽しんでいます。
ただ、それだけではなく、使用する機材(オーディオ機器)や最近のオーディオ技術の紹介もそれとなく行っています。
今回は、そんな中で『ハイレゾ』といわれる最新技術を採り上げてみました。
詳しくはネットでお調べいただくとして、かんたんに『ハイレゾ』を説明すると、CDの音質を越えた音質で記録されたデジタル音源、或いはそれを作り出すデジタル装置・技術のことです。
今回はそんなハイレゾと呼ばれる技術の中で『DSD』と『PCM』を採り上げてみました。

それともう一つは、古いアンプとスピーカーでハイレゾを聴くとどんな音になるんだろうという隠れたテーマもありました。
結論から言えば、結構良いじゃん、という一言になってしまいます。

今回使ったスピーカー(写真左下)は、1975年頃の三菱ダイアトーンのDS-251マークツーというものです。
流石に当時良く売れて評判の良かったものだけに、来られた中にもその名をご存知の方がみえました。
自宅に置いておくとちょっと大きいかな、といった筐体ですが、会場に持ち込んでこうして写真を見ると結構小さくみえます。

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下の写真で、手前の方に見えるのは、常連のお一人が40年近く前に自作された真空管式のパワーアンプです。
このアンプに、先日修理を終えたYAMAHAのCA-2000のフォノEQを通したターンテーブルの音を繋いでいるところです。
かなり年代物なので、巧く音が出るか‥‥と心配しながら針を落とすと、とても柔らかな真空管らしい音で鳴り出しました。
スピーカーとの相性も良いようで、やはり年代物動詞の相性は巧くいく、と感心してしまいました。

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結局いつも通り予定を大きく上回り17時近くまで、あれやこれやの意見交換会が始まりました。
やはりレコード好きの皆さんは、オーディオもお好きなようで、使用した機材や技術的なこと、それにレコードのあれやこれやと、この時間が一番楽しい感じでわいわいやってました。


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今回人数的にはそれほど多くなかったかもしれませんが、毎回楽しみにしていただいている様子、またお友達を誘ってくださるなど、〝音斎処〟と岩村の良さを共有してくださる方々が徐々に増えている実感はありました。

次回のテーマは『大瀧詠一さん」ということをお知らせしたら、必ず来ます。との心強いお言葉もいただけました。

今回おいでいただいた方々は、瑞浪、明智と比較的岩村に近い方々から、遠くは豊田、日進、名古屋の緑区からおいでいただきました。

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動く汽車の中でレコードをかけたことってありますか? 或いは、かかってるのを聴いたことはありますか?

おおよそレコードの再生には不向きな場所である汽車(気動車、ディーゼルカー)の中でレコード・コンサートをしたことがあります。それも一度ならず‥‥・

電車というのは、ご存知の通り、パンタグラフから電気の供給を受けてレールの上を走る車両のことです。それに対し、電気以外の動力源でレールの上を走るものを汽車と呼び、古くは蒸気機関車、現在でも気動車(ディーゼルカー)は汽車と呼ばれています。もっとも、この定義では鉄道(車両)に詳しい方からお叱りをうけるかもしれません。単純に、モーターで走るのが電車、エンジンで走るのが汽車‥‥じゃ蒸気は??

自動車同様レール上を走る気動車にしても、ディーゼルと聞いて真っ先に思い浮かぶのはあの独特の振動(音)ではないだろうか。発進時や加速時、或いは停車時に発するあのガクガクとした感じ、特有の振動とそれに伴う音‥‥とてもスムーズとは言いがたいあの感覚というのは、おおよそオーディオの世界とは相入れないものだといえる。そんな車両の中でレコード・コンサートをしてみたいと、無性に考えたことがありました。

高級オーディオ・メーカーにリンという会社があります。この会社のレコード・プレーヤー(針式)に、レーザーターンテーブル(以下LT)が発売されたばかりの頃の価格とほぼ同じ価格の製品があります。例えばこのリンのプレーヤーを私が所有しているとして、友人が「還暦祝いに、今度明知鉄道の車両を借り切って、これでレコード・コンサートしよまい」と誘ってきたとしたら、おいそれと「おお やろまい やろまい」とは応えないだろうと思います。だって「きっと針が飛んで巧くかからん」と思うからである。じゃ明知鉄道じゃなくって、空き家スペースだったらどうだろう‥‥。そんな妄想をしたことがある。きっと空き家スペースなら「運んでって、セッティングするのにめっちゃ大変だから ダメ」となるに違いない。
でも実際はリンではなくLTだから、割りと気軽に二つ返事をしている。
私がLT購入を決めた理由の一つに、気軽に持ち出せる(だろう/はずだ)というのがある。ここにもLTが一般のハイエンド製品と一線を画す特徴があります。

どうにも私にとってオーディオ好き(オーディオマニア)には悪いイメージがつきまとっている。
曰く;パイプを銜え、ガウンを着て、ブランデーグラスを片手に、オーディオルームのロッキングチェアで、ジャズを聴く、偏屈な老人‥‥的な。全くの偏見であるが‥‥的外れとも言い難い微妙感

オーディオマニアから「じゃぁ こんど家のオーディオルームに聴きにくれば」というお誘いは受けたことがあっても、「じゃ 今度 自慢のプレーヤー持って お宅にうかがってもいい?」なんてことは、まずもって聞いたことがないのである。何故なんだろうと色々理由を妄想したことがあるけど、明確な解は得られないまま今に至ってます。ただひとつ思い当たるのは「自信がない」のだろうと‥‥つまり、自分のオーディオルーム以外の場所で、いつも自身が聴いている音を、良いと思っている音を再現できる自信がない、ということではないだろうか。まぁそれ以前の問題として、実際持ち出すとなると大変な労力が必要なのは確かですし。

でもLTで聴くと、結構良い音を場所を選ばずに再生することができるのです。私自身は、音楽というかレコードというか、は皆で色々な所で聴くものだという思い込みが強いので、その思い込みを叶えてくれる機器でないとどうにもいただけない。その点LTはぴったりなのである。

まあスピーカーは超重量級のものもあるので、おいそれと持ち出せないのは判るけど、プレーヤーなんてすぐに持ち出せそうに思える。が、ハイエンドというのは一般人の考えが及ばないのが常、ハイエンド・オーディオ製品とは重厚な家具であったり、繊細な芸術品であったりするのだ。もはや音を楽しむためだけの道具ではなく、地位や富を示すための調度品なのである。だからおいそれと持ち出したりはしないのだ。

マイクロソフト創業者の一人であるビル・ゲイツが『自宅の7000万円かけたオーディオ・システムより良い音だ』と驚いた日本製のスピーカーがあるときく。残念なことに、その後ビル・ゲイツが自宅のシステムを全てそのスピーカーに入れ替えた、という話はとんときいたことがない。事程左様にハイエンドとはステイタスであり機能や性能ではなく、また、オーディオ・マニアとは「究極」といわれる高価なオーディオ製品を取っ換え引っ換え購入し、楽しむ人たちのことを言うのだ、と思って良いのだろう。
その点からいえば私は、オーディオ・マニアでもなければ、レコード・コレクターでもない、タダのレコード好きのオッサンでしかないのである。とにかくレコード溝に刻まれた音を、限りなく忠実に再生してくれる装置があればそれで良い。それだけなのである。

LTであれば、気軽に持ち出せて、色々な場所で、色々なアンプやスピーカーと組み合わせ、色々なレコードを楽しむことができる。LTを購入して以来この二年間で、恐らくそれまでの60年間をはるかに凌駕する量と質のレコードを聴いていると思う。最近では、収入とてないので、お金は出ていくばかりであるが、レコード盤はというとレコード盤の方から勝手に私の所に集まってくるようになった。面白くも有り難いことである。

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誰かも言ってた気がするけど、或いはネットで読んだのかもしれないけど、音を後世に確実に伝える最も有効な手段・フォーマットはアナログ・レコードなんだと、今更ながら思います。なんせ構造はシンプルだし、聴こうと思えば大掛かりな機械や電気などなくても、針か爪楊枝かがあれば何が記録されてるかが判ります。こんなメディア・フォーマットなんて他にないんですね。ハイレゾがどんなに進化したってレコード盤を超えられない。断片をいくら繋いでみても連続にはならない。連続しているように聴こえたり、見えたりするだけなのです。

映像の記録と音の記録の根本的な違いは、映像の記録はその生い立ちからして連続を断片として切り取り、その断片を再び連続しているように見せる技術、であるのに対し、音の記録は連続を連続として残すという考え方による処です。なので映像の方がデジタルに向いている、というかデジタル処理との親和性が高かったわけで、それはパーソナル・コンピュータの世界では映像(処理)の方が早くから、速く進化してきたことを考えてみればよく判ると思います。

単純にいえば、CDは可聴周波数帯のみを記録する、つまり音データの質と量を大幅に低減する方向で停滞したのに対し、映像は解像度を上げる、つまりデータの量と質を大幅に増やす方向で進展してきています。音は、やっと最近になってハイレゾとかが話題になってきたに過ぎないですし、しかもハイレゾになると一気にデータ量が増大してしまい、CD一枚に収まらず、DVDでもLP一枚分がやっとかな‥‥といった根本的な問題は未解決のままなのです。

私は単純に、今後も生き残っていき、50年後、100年後も存在し続ける音の記録メディアはレコード盤だと信じているので、その再生装置としてレーザーターンテーブル(以下LT)を購入したわけです。購入し、使ってみて思ったのは、こんな素晴らしい製品と、それを通じて得られる体験とを独り占めしては申し訳ないということ‥‥やはり音楽の本質から言って、この体験をできる限り多くの人と共有できないか、ということでした。
そんな想いから始めたのが〝音斎処〟という活動なんですが、毎回少しづつでも共感していただける方が増えているのは嬉しいことなのです。

こうしたことをするのに、何故普通のターンテーブルでは駄目なのか‥‥LTでないといけないのか判りますか?

LTと同価格帯の針式ターンテーブルは数多く存在します。LTは世間では高価だといわれますが、オーディオの世界、ターンテーブルの範囲に限定しても、ハイエンドではありません。まだまだ桁違いの価格、つまり一千万円台の製品は幾つもあります。なのでオーディオ製品としてのLTは決して価格的にハイエンドでも、高価なものでもありません。蛇足を加えれば、高価格=高性能でもありませんから、LTの性能が低いということでもありません。

最近また巷間で「コスパ(コストパーフォーマンス)」なる言葉をよくききます。この言葉を使ってLTを表現すれば「コスパ最高のチョーヤベー製品」ということになります。ただここで言う「コスパ」は、本来の意味であって、現在一般的に使われるような意味ではありません。

「コスパ」つまり「コストパフォーマンス」とは本来「費用対効果」を意味するものであり、最近の「安い・お手ごろ・お買い得」の俗称としてのそれではないのです。じゃ本来の意味の「コスパ」は、今どう表現するんだろう、っていう疑問は残りますが‥‥

LTを購入する時に必要な金額と、LTでレコード盤を再生した時に得られる満足感とを比べれば、コストパフォーマンスはとんでもなく高いのです。これはもう体験してみないと判らないことなのですが‥‥。現代流コスパ主義で考えたら、黒色のレコード盤しか再生できないLTなど、絶対に購入しないこと、欲しいとも思わないことです。それよりもコスパ抜群のスピーカーを購入されることをお勧めします。音源などに金をかけず、YouTubeなどでタダで入手することしかしないリスナーに、とても評判の良いスピーカーがあるんです。今までとは全く異なる理論で作られたというこのスピーカーは、YouTubeとはとても相性が合うみたいで、今まで聴こえなかった音がきこえるらしい。もっとも元々録音はされているのに再生し切れていない音は当然聴こえないはずなのですが‥‥。一度LTと繋げて試聴したことがありますが、聴こえなくても良い音まで聴こえてきてしまい驚きました。それほど高性能ということなのでしょうが、やはりオーディオ製品というものには明らかに相性があるのだと良い勉強になりました。

銀行に壱銭の預金もないのに、利息を受け取ることはできないのは、至極当たり前のことでしょう。ところがオーディオの世界に入り込むと、この当たり前のことが当たり前ではなくなってしまいます。とっても不思議な世界なのです。このスピーカーを使えば、銀行預金がないのに利息だけは受け取れるんだよ、と言わんばかりなのは、どうにも貧乏性の私には理解できない処でもあるのです。私の専らの、そして最大の関心事は、レコード盤に刻まれた音を忠実に再生してくれる装置なのです。それは預金に利息など付かなくて良いけれど、元金だけは必ず守ってくれる金融機関のようなものです。

〝音斎処〟で色々なジャンルの様々な時代のレコード盤を再生していてだんだん判ってきたのは、結局はレコード盤の製作技術というか録音技術の優劣が肝心だということです。良い録音盤は良い音を再生してくれます。それは恐らくどんなプレーヤーで再生したとしても、良い音になるはずです。でもLTで再生するとそれがもっと凄いのも事実なのです。

とは言ってもやはり入り口あっての出口なのだと思うのです。元々再生されない音は、どんなに優れた出口であっても、出てこないはずです。もしも入ってもいない人が出口から現れたとしたら、そこには何らかのトリックがあるはずで、もはや忠実度を欠いていると私には思えるのです。そんなわけで私はこの入り口に徹底的にこだわってみようと思っているわけなのです。

ここでやっと問いに戻れます。「LTでなければならない理由」は、50年後、100年後も残り続けるメディア・フォーマットとしてのレコード盤を、その時にそれがつくられた時とほぼ同じに再現できる可能性があるのはLTしかない、と信じているからなのです。

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Twitterでの「高くて買えない」「安くなったら買うよ」なんて言葉(つぶやき)を真に受けてはいけない。実際に買う人というのは、そんなことを言う前に実行してしまうのだ。(やっちゃえニッサン‥‥みたいに)
全く買う気のない人たちが買えない理由をあれこれ並べて騒いでいるのだ。買える人はお金持ち、などとある種揶揄して溜飲を下げているのかもしれない。こうした製品を買う側の気持ちなど、恐らく一生掛かっても判らないだろうな〜と思ったりするのだ。しかも、そうした人たちには基本的にこのような製品の持つ本質的な可能性などに思いも至らないのだと思ってしまう。
レーザーターンテーブル(以下LT)を「高い」という人たちの基準は、恐らく、自分個人の持ち物としての判断しかないように思える。想像力が乏しいのだ。他方「高いかもしれないが価値ある製品だ」と考える人たち、私もその一人かもしれないが、そうした人の基準は、個人としての楽しみや所有する満足を超えた処に、その価値を見いだしている。

Twitterのつぶやきの中に『レーザーターンテーブルによる盤起こしがセールスポイントってどうなんだろう』というのがあったが、こうした発想しか浮かばない鑑賞能力こそ「どうなんだろう」と思うのだ。このつぶやき者にはLTだからこそ持つ固有の可能性など思いも及ばないようで、単なるレコード再生装置の一つのバリエーションとしてしか判断できないようなのだ。

LTを高く評価している角松敏生さんや浜田省吾さん等は、アーティストの中でも特別な感性を持った存在ではないかと思える。あまり知られていないが、LTを所有しているアーティスト(ミュージシャン)は以前からかなりの数存在する。一人で複数台所有しているミュージシャンも多いと聞く。にもかかわらずLTで盤起こしして新作の一環として発表したアーティストは居なかったのだ‥‥何故なんだろう?そんな問いを立ててみると面白い。

アーティストが、自身の過去の発表作品をマスターテープ以外からリイシューするという事例は、かなり画期的だと思われるかもしれない‥‥が、そのこと自体は特に画期的なことではない。よく知られるように、ビートルズのデビュー・シングル「Love Me Do」の9月4日テイクと呼ばれるものは、現在普通に聴ける音源では盤起こしされたものである。先のつぶやき者がこの事例を知った上での発言だったのかは知る由もないが、ビートルズのこの例はビートルズの発表作品の歴史的価値を考えれば非常に重要なものであり、この盤起こしの恩恵を良しとしないビートルズ・ファンなど恐らく居ないだろう。そしてそれがセールスポイントでもある。

こうした歴史的意義がある例を挙げるまでもなく、現在市販されているオールディーズの安価なCD全集などの多くは、この盤起こしが、明示されているか否かは別として、かなり一般的なのだ。

閑話休題

角松敏生さんの例がかなり画期的な点は、LTの使用を公表している点であり、同時に盤起こしも公表していることだろう。

まぁデジタル音源しか聴いてこなくって、パソコン操作すらままならない人が多いと聞く、超デジタルネイティブ世代には理解できないだろうが、磁気テープの物理的限界を迎えつつあるマスターテープの劣化というのはかなり深刻なものらしい。

この何年かの間にビートルズの全作品、LP、シングル、モノラル、ステレオ、が次々とデジタルリマスターとして発表され、ボックスセットなどで発売されて話題となった。つい最近では、映像、PV、テレビ出演、にも同様な処理がされ発表・発売されている。
「これって何故?」「なんで今頃?」と思われた方もいるだろう。「ビートルズ・ビジネスの一環だよ」「ビートルズは儲かるからな〜」「音楽業界最後の頼りはビートルズ」‥‥なんて声きこえてきそうですね。勿論そうした面もあることは事実なんでしょうけれど‥‥

でもね「もう限界なんだな〜 アナログ・テープが」って私は思ったものです。先にも言った通りもうアナログのマスターテープが限界なんです、物理的に。だから今のうちに、せめてビートルズ位は全作品デジタルリマスター化しておかないと、後世に伝えられなくなっちゃうんです(つまり、この先儲けられなくなっちゃう)‥‥そんな危機感が滲み出てると思いませんか?私には感じられて結構痛々しくって、ついつい買っちゃいます(笑)

でもね、ビートルズやストーンズやツェッペリンや‥‥といった大物は良いですよ、金掛けても元取れますからね。でも一発屋はどうするの?一発屋だって凄い曲残してるのいっぱいいますよね。でもそこまで手が回らないし、第一商売にならないんです。
勘の良い人はもう何が言いたいかが判ったと思いますが、レーザーターンテーブルの持つ能力・可能性というのは、こうした処で発揮されるんですよね。だから「レーザーターンテーブルによる盤起こしがセールスポイントって」こうした処なんですよ。(といっても、角松さんの作品がそうだとは言いませんが。)

オリジナル盤を損なわず(非接触)オリジナル盤が作られた時の空気感までも再生できるレコードプレーヤーは、残念なことに世界中探しても、いくらお金を積んでも、LTしかないんです。恐らく角松さんはそうした可能性にいち早く気づかれたんだと思います。そして実践された、数少ない行動派ミュージシャンなのだと思います。

「レコードなんて聴ければ良いんだよ、そんな高いの使って聴かなくっても」という考え方の後世のリスナーに対してさえアーティストは妥協しないんだ、って心から思える。やはり凄い人だなっと尊敬してしまいます。単なる宣伝のためにだけ言ってるんじゃないんですよね。レーザーターンテーブルが売りになるなんて全く思ってないと思いますよ、きっと‥‥でなくって、アーティストとしての衝動がLTによって揺り動かされたんだと思います。

私などはアーティストでもミュージシャンでもない、唯のオッサンですけど、明知鉄道の気動車でのレコードコンサートや〝音斎処〟を始めるきっかけは、LTの持つこうした可能性への気づきにあるので、少し、ほんの少しだけど判る気がします。

Twitterで「レーザーターンテーブル」を検索

最近ちょっとした興味があって、Twitterで「レーザーターンテーブル」を検索してみた。
その結果から、結構面白い妄想が膨らんだので‥‥

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曰く;
『価格が10分の1ぐらいになれば‥‥なんとか買えるけど』
『庶民が買える値段になったら‥‥』
『高すぎてお話にならない‥‥』
『冗談で欲しいけど、冗談で買える価格じゃない‥‥』
『高すぎるっしょ!多分大人になっても買えない‥‥』
『個人の趣味で所有するのは流石に厳しい』

一見すると至極まともな意見と思われるものが、出るは出るは‥‥

でも私にはとてもまともな意見には思えなかった。少なくとも本当に『買う気がある』人の発言とは映らなかったのだ。ネットやSNSのトレンドやキーワードが全く当てにならないのは薄々判っていたけど、これほどまでとは思わなかった。
10代20代の結構若い人たちのつぶやきが多いのだろうけど、それにしても‥‥経済や社会や趣味に関する感覚がこれほど貧弱だとは想像をしていなかった。まぁ今のネット空間というのはそういう人たちが活躍する世界だ、と言われてしまえばそれまでだが、この先どんな世の中になっていくのだろうと妄想すると、結構エグイ。

緒から買う気などなさそうな人たちが「高い高い」「買えない買えない」とつぶやく、自分で確かめもせず又聞きやネットの不確実情報を元に「良い」とか「悪い」とか評価を下す‥‥しかも大半は値段のことで、その値段もコモディティ商品との比較でしかないと思われる。なんと夢の無い世の中になってしまったんだろう。『個人の趣味で所有する』以外誰がこうした製品を個人で買うというのだろうか。『個人の趣味で所有するのは流石に厳しい、ので都民の税金を使って買いました。』ってマスゾエかっ。
因に、現在多くの公共機関や大学でレーザーターンテーブル(以下LT)を持っている所は多いのだが、それが十分に使われているという噂は余り聞かない。

こうしたつぶやきを見てて、私が一番思ったのは『なんでソニーやテクニクスが庶民でも買えるLTを発売しないんだろう?』といった素朴な疑問が一つも見当たらなかったことだ。正しい問いが立てられれば正しい解が得られると言うことは、最近の教育では教えないのだろうか。この素朴な問いは多くのことを応えてくれる。何故LTは高価なのか。何故今後も安価にならないのか。更に「LTが二度と手に入らなくなる事態」をも予測できるというのに。今入手できる最後の一台と考えれば、決して高価なものではなく、入手するためのあらゆる手段を考えるだろうに。

ごくごく単純に考えれば、LTはその機能・性能と価格の比で考えれば決して高価ではなく、むしろ安価な部類だといえる。少なくともアウディTTクーペを買う気になれば、十分おつりがくるくらい安いし、日本の道交法で考えれば、サーキットを除けばアウディTTクーペの性能を(合法的に)十分発揮できる場所など皆無であることを考慮すれば、LTの価格対性能比や購入満足度は際立っている。
自動車とターンテーブルを比較しても無意味、と非難されるかもしれないが、趣味とはそうしたものだ。
iPhoneを筆頭とするスマホとLTを比べては成らないのが趣味の世界だ。何故って今どき若者が趣味でスマホを所有していることなど金輪際無いのだから。

ということで、〝音斎処〟では巷間「高価」と噂されているLTを惜しげもなく(笑)持ち出して、その音の良さを皆さんに「無料」で楽しんでいただいております(笑)。





◇ つぶやきへの妄想返答例 ◇ 

『価格が10分の1ぐらいになれば‥‥なんとか買えるけど』
 〜 今後更に高くなることはあっても、安くなることはありません。しかも10分の1なんて絶対にあり得ません!!

『庶民が買える値段になったら‥‥』
 〜 庶民でも買えますが、庶民の定義にもよります。

『高すぎてお話にならない‥‥』
 〜 高いのは確かですが「すぎて」はどうかと思います。まぁスマホに比べれば絶対価格は高いですが。それより通信費の方が「高すぎ」だとおもいます。

『冗談で欲しいけど、冗談で買える価格じゃない‥‥』
 〜 冗談はやめて、真剣に分割購入を考えるべきです。

『高すぎるっしょ!多分大人になっても買えない‥‥』
 〜 ってことは、大人になっても車も買えないってことですか?確実に車より安いのに。だったら、現政権の経済政策に怒るべきです。

『個人の趣味で所有するのは流石に厳しい』
 〜 いやいや、あなた個人の発想の問題でしょ。趣味じゃなくLT使って新たな事業を興したら?



◇ 『なんでソニーやテクニクスが庶民でも買えるLTを発売しないんだろう?』の単純な疑問についての解 ◇ 

日本にレーザーターンテーブルの技術が紹介された時に、当時の大手オーディオメーカーはこぞってその技術の導入を見送りました。理由は経済的メリット、つまり儲け、が見込めないから。

丁度アナログ媒体がデジタル媒体へと変遷していく時代で、音楽産業にとってはCDが今後有望な技術だという判断があったからです。殊にその流れを作り推し進めていたのはソニーでしたね。だから、ソニーやテクニクスからレーザーターンテーブルが発売されなかったのです。レーザーターンテーブルの最大の特徴、それは則ち経済的なデメリット、は量産ができないということです。量産・大量販売による経済的メリットが見込めず、レコード盤の売上はCDに取って代わられることが予想されれば、誰だって手を出しませんよね。しかもその技術はまだ確立されたものでなければ尚更です。その時この技術の可能性に気づき、製造技術の確立に尽力し、製造販売にまでこぎ着けたのが(株)エルプの千葉社長だったのです。

そうなんです、レーザーターンテーブルは手作りなのです。作っている場所、工場ではなく工房といった方が良いか、を見学させていただいたことがありますが、ベルトコンベアで製品が流れてくるなんてことはなく、人が作業台を移動しながら精密部品を組み上げていくのです。なので、年間100台くらいしか製造できないのです。そんな製品が10万や20万で買える訳ないですよね。
例えは悪いですが、山からタダで採ってきた材料で作る工芸品だって、それ位の値段で売ってますよね。なので、無理なんです、今後大手オーディオメーカーが安価なレーザーターンテーブルを製造販売するなんて。特許がとかコストがとか、そんなことではないのです。もともと要素技術が無いのです。そうした事情を理解できない人には、レーザーターンテーブルの本当の良さは判らないと思いますし、世界で唯一(株)エルプが自社で製造し、直接販売している意味も判らないと思います。私はその会社が日本にあって本当に良かったと思っています。なので価値の判らないものには価格での判断しかないのだろうけど‥‥それはLTにとっても価値を知らない人にとっても不幸なことではあるけれど‥‥まぁそれはそれということで。

最近の関心事 〜 続き 〜

自分のオーディオシステムで「最短の増幅回路」をどう組むか‥‥。これを考えた時に思い当たったのが、LTのフォノ出力のことだった。

ここで今一度フォノ出力について確認すると‥‥フォノ出力とは、イコライジング用の増幅回路を通らない出力、つまりレコード盤の音溝をトレースした時に最初に得られる電気信号のことである。

LTのフォノ出力は、先述した通り、カタログ上では3.2mVと、一般的なMMカートリッジとほぼ同じ値である。ところがカタログには明記されていないが、大本はラインレベル(300mV = 0.3V)程の値であるという。元々ラインレベルの高出力を得ていながら、一般的なオーディオ製品の規格にあわせるために、わざわざ減衰させているのだという。これはモッタイナイ‥‥使わない手はない‥‥と、やっと気付いたのだ。
そんなこんなのいきさつで、わが家のレーザーターンテーブルは、今さいたま市の南浦和にある実家に里帰りしている。(改めて確認した処、LTのフォノレベルは400mV = 0.4Vだということだ。)

ついでにフォノEQの話をすると;
LTの(というかすべての製品の)フォノ出力がラインレベルになると、実は大変困った問題が起こる。今まで使っていた、或いは売られている、フォノEQ製品は、使えなくなってしまうのだ。現行製品はフォノ出力としてラインレベルの高出力を想定していないので、そのまま使うと、恐らく、壊れる。じゃァどうするのか?

解決策の一つは、LTを世界で唯一製造・販売している(株)エルプが現在開発中のフォノEQアンプを購入する;今一つは、ラインレベルの高出力を使ってフォノEQの役割を果たせる製品を探す、のどちらか(銭があれば〜ァ、両方)だろう。自作という手もないわけではないが、ハンダ鏝を握るのがやっとの私にとっては、自作は思考外である。
デモそんな都合の良い製品があるのか??
ということで辿り着いたのがコルグの製品だ。

レコード盤をアーカイブするためにDSD録音が可能なDACを探していて、たまたま出逢ったのがコルグのDS-DAC-10Rという製品だ。これがなんと機能的にも価格的にも私の希望にぴったりの製品だった。

どうもフォノEQも奥が深いらしい。この深淵にも以前からモヤモヤサマーズ的な想いがあったのだが、その燻る想いに火をつけてしまったのがM氏に紹介されたあるサイトの記事だ。

RIAA,最近では「リア」とか読むらしい、がフォノEQに関係しているということは、学生時分から知っていた。RIAAというのは「アメリカレコード協会」の略で、正しくは「Recording Industly Association of America」だそうだ。この協会が1954年に規格化したのが「RIAAカーブ」で、レコードの録音・再生用のカーブのことである。

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なんとこのカーブ私とオナイドシじゃん。
私はてっきりRIAAはすべてをカバーする、と思っていた。私の学生時代の情報なんてそんなもの。今のようにタダで情報とりまくり、なんて時代ではなく、信頼できる、使える情報は、それなりにお金や時間を使わないと得られなかったのだ。その結果が「RIAAはすべてをカバーする」という思い込みであり、BassとTrebleが何故アンプについているのかが疑問として残ったままの状態なのだ。

「時」は多くのことを解決する。還暦を過ぎた今、学生時代の思い込みや疑問を解決する時間と手段は多くなった。そんな中また調べ始めたのがフォノEQとRIAAカーブだった。

コルグの製品は、このフォノEQカーブを6種類備えている。RIAAカーブ以外に五つあるということだ。しかもこのカーブを適用する場面を選択できる。「掛け録り」と呼ばれる仕方と「後掛け」と呼ばれる仕方の二つだ。なんだか「掛け蕎麦」と「盛り蕎麦」の違いのような感じだが。「掛け録り」は文字通りフォノEQカーブのどれかをONにしてレコードを録音・モニターする、「後掛け」はフォノEQを一切使わずに録音・モニターした音を、再生する時に6種類から選んだ一つのカーブを適用するわけだ。
前者で録音すれば、好みのフォノEQカーブで再生した音が保存でき、後者で録音すればフォノEQを通さない音が保存できるため、再生の度に異なるカーブで聴くことも可能になるのだ。
思うに、レコードのアーカイブには後者が適しているといえる。将来フォノEQ機能をソフトウエアとして提供する製品が増え、優秀な製品が現れたら、アーカイブ音源を損なうことなく、最新技術の恩恵を受けられるのだ。
まぁそうした需要も徐々に出てきたんだろう。

アナログの見直しによってデジタルも活気づく‥‥どちらかがどちらかを淘汰しておしまい、という風では経済が回らなくなった、ということだろう。これからは、アナログ、デジタルそれぞれがそれぞれの特徴や長所を認めあい、巧く融合していく時代になるんだろうなぁ。そうなることを大いに期待したい。
音に関していえば、アナログ、つまり連続音にまさるものはない(とおもう)。今ハイレゾなんて呼ばれる音の技術もしょせんレコードの音質に追いつこうとしているに過ぎない。
私などはハイレゾなどというデジタルの技術も重要だが、こうした高いデジタル技術でより(というか、圧倒的に)精度の高いグルーブ(音溝)をもつレコード盤を作った方が、経済的な意味でもより効果があるように思うのだ。

その意味でコルグの製品は先進的で面白い製品だと思うし、レーザーターンテーブルと組み合わせて得られる音というのはかなり先進的なものだと思えるのだ。

〝音斎処〟では今後このような方向でのレコードコンサートも企画していきたい。

最近の関心事

レーザーターンテーブル(以降、LT)のフォノ出力のラインレベル化とフォノEQ未通過の音、というのが最近の私のもっぱらの関心事である。
とは言え、フォノEQ未通過の音は、いま里帰りしているLTが帰ってきて、実際に聴いてみないと何とも言えないことなのだ。

そこでLTのフォノ出力ラインレベル化について少し‥‥。

レコードプレーヤー(再生装置)であるLTは、当たり前のことだが、一般的な針を使ったそれと同様、レコード盤の音溝をトレースして、そこに刻まれた音の波形を再生している。針の場合は実際に針が音溝に触れてトレースしているのに対し、LTはレーザー光によってその音溝をトレースしている。トレースよりもスキャンの方が当たっている。

針は音溝に接触して、刻まれた波形に従って振動し、その振動が電気信号に変えられ、増幅されて我々の耳に届く。LTでは、レーザー光を盤面に照射し、反射光によって音溝の波形を電気信号に変換している。この二者には二つの重大な違いがある。
一つは接触しているか否か、今一つは発電している場所である。

発電と書いたのは意味のあることで、物理的な波形を電気信号に変えるには、波形をトレースする針の振動を電気信号に変換する必要がある。この変換がまさに発電なのである。これは「電磁誘導」と呼ばれ『フレミング右手の法則』で説明される。

レコード盤が発明された当初は、単純に針で得られた震動音を、大きなラッパ型のスピーカーで聴いていた。この原理は「糸電話」と全く同じである。
処がこの方式ではきこえる音量に限界がある。より大きな音を得るためには、より大きなスピーカーが必要となるが、そこには自ずと限界と制約があるわけだ。そこで考え出されたのが発電方式である。

振動を電気に換えて、その電気を増幅すればより大きな音が得られるのでは、と考えたのだろう。その発電の役割を担っているのが、一般的なレコードプレーヤーに付き物のカートリッジである。
カートリッジとは、振動体である針と発電体である磁石とコイルとが一体化された箱のようなものだ。カートリッジの基本的な構造は、発電機やマイクロフォンと同じである。つまり磁石とコイルを使って電気を作る、つまり発電するのだ。

この方式の欠点は、以前よりも大きな音量を得られる様になったものの、発電で得られる電気は微量であるため、その電気を大きくする、つまり『増幅』をしてやらなければ鳴ら(成ら)ない点だ。
カートリッジがどれ位の電気を発生させられるかというと、例えばアキュファーズのAC-5で0.24mV(1KHz 5cm/sec)とかなり微弱なものだ。デノンのDL-103で0.25mV、同じくDL-110で1.6mVである。普通のオーディオ機器(CD再生装置など)のライン出力が0.5Vから1V位の間なので、高出力型と呼ばれるカートリッジでもかなり微弱な電気しか得られないのだ。つまり、レコード盤に接触しながら、レコード盤に最も近い場所で発電しているカートリッジで得られる電気には、自ずと限界があるといえる。

他方LTでは、まずレコード盤と物理的に接触して発電をしていない。光の反射により発電をし、しかもその発電はレコード盤から離れたところで行われている。(光をどのように電気に換えているのかは、私では理解できないので、ここでは説明しないが‥‥。)その結果、カートリッジで得られる電気よりもはるかに大きな電気を得られるようなのだ。
実際LTのフォノ出力は「大本(おおもと)」では、ラインレベルの電気を得ているという。(これには、どうも鏡が関係しているように思うのだが‥‥。)

ところが製品としてのLTのフォノ出力は、カタログ上では3.2mV(1KHz 5cm/sec)である。先のDL-110の倍の出力がある。しかし、これはフォノ出力としては高い方であるが、ライン出力に比べるとケタ違いに低いのだ。なぜなんだろう。という疑問は残るが、それは後回しにする。

ここで、どうしてフォノ出力のレベルが問題になるのかを説明したい。どのような理由からフォノ出力で大きなレベルを得たいのか、である。簡単に言ってしまえば、小さなものを大きくする時には、必ずといっていいほど、歪みが生ずるからである。つまりよい音が得られないからである。

電気信号を大きくすることを増幅というのだが、この増幅は歪みとの戦いでもある。増幅は英語では「amplification」、動詞なら「amplify」で、オーディオ用語で必ず表れる「アンプ」はここから来ている。さらにオーディオの世界では、この「アンプ」は『金のかかるもの』の代名詞といっても過言ではない。なぜ金ががかかるかといえば、先に述べた「歪みとの戦い」には膨大な戦費が必要となるからだ。(湾岸戦争か?)
逆に考えれば、歪みを小さくするには、増幅回路が短ければよい‥‥結局当たり前のところに戻ってきた感がある。

〜 続く 〜

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キース・ジャレットの誕生日

〝音斎処〟缶バッジ 新 〝音斎処〟レコードコンサート@安田邸 五月八日(日)は無事終了しました。
 今回も延べ10名ほどのレコード好きが聴きに来てくださいました。

 今回が初めてという方は、岩村の老舗酒蔵でみかけた『キース・ジャレット』『ケルンコンサート』に魅かれて、分かりづらい、説明しづらい場所を、ネットで探して‥‥、ということでした。
 今一人は、赤いトレーナーとジーパンという若々しい出で立ちがお似合いだった‥‥お話をうかがうと、私より一回り以上も年長『もう八十の方が近いですよ』とのこと。若い頃はアルバイトでNHKでレコード盤を回してましたよ、と。レコードにもオーディオにも詳しく、ジャズをこよなく愛しいるとのことでした。

 開催ごとに新しい音楽好きが少しずつ増えていく、まか不思議な経験をさせていただいています。〝音斎処〟に来られた方の何人かに、毎回「ありがとう」というお言葉をいただくのですが、基本的に自分たちの好きなことを勝手に自分たちで楽しんでいる我々にとっては、それこそとてもとても「ありがたい」お言葉です。

 次回は、六月二十五日(土)「昭和歌謡」をハイレゾでおおくりする予定です。

〝音斎処〟の今後の予定です

今後の予定

このスケジュールは、株式会社エルプのレーザーターンテーブルを使用した、バイナル・レコード・コンサートの開催会です。
四月十六日・五月八日については、開催日・演目とも決定していますが、以降の〈仮〉とあるもの「未定」とあるものは演目・開催日を変更する場合があります。

このスケージュールになくとも、〝音斎処〟常設のターンテーブルを使用して、不定期にレコードをお聴きいただける場合があります。

開催日などについてのご質問は電子メールにてお願いします。
On-Site@tajimiyori.com

〝音斎処〟の反省

 岐阜県恵那市岩村町で恒例となっている「ゆかしき里 いわむら 城下町の ひなまつり」のイベントの一つ「ひなまつり城下町音楽祭」に参加した3月26日の『山下達郎 名盤・アカペラ三部作を レコードで聴く @〝音斎処〟』でしたが、当初の予想を大きく上回る、延べ四十人程の方々にお越しいただけました。

 反省点はいろいろありますが、一番の教訓はネットの「いいね」はあてにできない、です。
 ネットの「くちコミ」なんて言葉をマスコミやネットのSNSなどを巧みに使いこなす方々はよく口にしますが、あまりあてになりませんね。SNSの情報発信力なんてのは、一種の気休めみたいなものだと痛感しました。やはり一番確実なのは一対一の対人関係、人間関係です。それと実店舗に貼られたポスターや、実店舗の方々の口で宣伝してもらうことが何よりです。

 今回私もやりましたが、自分の友人・知人の中で興味を持ってくれそうな方にポスターを添えたお誘いの手紙を書く。これが一番です。わずか五人ほどにこうしたお知らせをしたら、その中のお二方がお友達を連れてやってきてくれました。そのお友達だけで十人近い参加者が…。あと、いつも行く喫茶店のマスターの紹介で見えた方が五、六人…。町内のイタリアンなお店に貼らせていただいたポスターを見て超コアなファンが…などなど。
 来ていただいた中にはコアな山下達郎ファンも何人かみえ、同じく山下達郎ファンの強力な協力者M氏と達郎コンサートのコアな話題で盛り上がってましたね〜

 空き家再生スペースなので居心地は決して良くはありません。音の響きは抜群なのですが、窓ガラスは割れてしまって入っておらず紙で塞ぎ、壁は造作が悪くなって外が見えたり、もちろん暖房といっても石油ストーブが一つだけ…そんな中で前半LP一枚半の約一時間、後半LP一枚半の約一時間ずーっと耳を傾けて下さいました。前後半の途中は寒さ対策を兼ねての休憩時間として…それでも最初から最後まで聴き続けてくださった方も何人かいらっしゃいました。
 今後回数を重ねるたびに来てくださる方が増え、それに伴って居心地も良くできるようにしていきたいのですが、まだまだ資金のメドが立たないのが現状です。

 今回もそうでしたが、今後もしばらくは参加は無料で、維持費として珈琲100円をご協力いただくという方式ですが、行く行くは幾許かの入場料を頂戴して収益をだし、空き家スペースの快適化を実現したいと思っております。

 ということで、来月は四月十六日(土)、その次は五月八日(日)に〝音斎処〟開催を予定しております。
 岩村町内のどこかで〝音斎処〟告知のポスターを見かけられましたら、是非友人・知人の方々にもお知らせくださるようにお願いします。

山下達郎・アカペラ三部作 レコード・データ

『山下達郎 名盤・アカペラ三部作を レコードで聴く @〝音斎処〟』で使用した、山下達郎さんのレコードのデータをアップします。
ファン必聴の独りアカペラ・アルバムの内容をご確認ください。

この四枚の中で、〝
ON THE STREET CORNER 3〟だけは手持ちの盤がなく、ネットでも探してみましたが見つからず、急遽無理を言って株式会社エルプの竹内さんにご相談した処、快くお手持ちの盤をお貸しいただけました。
この場を借りて心より感謝をいたします。

お借りした〝
ON THE STREET CORNER 3〟は、竹内さんが全く未開封のまま持ってられたもので、今回の〝音斎処〟での使用にあたり開封していただき、ご自身で盤のチェックをされた上、お送りいただきました。
従って、今回〝音斎処〟で〝
ON THE STREET CORNER 3〟を聴かれた方々は本当にラッキーな方々で、恐らくこのアナログ盤を二度と聴くこたはできないかも知れない程の貴重な経験をされたことと思います。


オンスト

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この件に関するお問い合わせは、On-Site@tajimiyori.comまでお願いします。
尚、返信が遅くなったり、返信をしない場合もありますので予めご承知おきください。

〝音斎処〟ってどんなとこ?

〝音斎処〟とは

〝音斎処〟は「せんしょ」です

〝音斎処〟とは「せんしょ」です

〝音斎処〟レコード三原則

三原則

〝音斎処〟アーカイブサービスについて

アーカイブサービス

〝音斎処〟開催の場所について

〝音斎処〟場所

こんなの考えてみた...使えるか?

 〝音斎処〟のロゴをこんなのにしたいと…。 

〝音斎処〟ロゴs

 やっぱ、ちょっと変えてみた。 

〝音斎処〟缶バッジ v2
 こうしたものを説明するのって、結構無粋なんだろうけど、一応何をイメージしたかってのを…
 円形というのは勿論レコード盤を表しているけど、まぁCDでもいい訳で、最近はデジタイズしたハイレゾ音源をDVDで渡してるので、そうしたメディアを円で表して…
 次に、中ほどの黒い七角形は…レコード盤を横から見たところ、レコード盤の黒というのは、レーザーターンテーブルで再生可能な色でもある。右寄りのV字の凹みはレコード盤のグルーブ(音溝);でもって、その上の家をひっくり返したような形は、ターンテーブルについているカートリッジと針先をイメージしてる。
 その右隣の垂直線とともにこれらの線が赤いのは、レーザーターンテーブルのレーザー光をイメージしていて、五つの線を使っているのは、レーザーターンテーブルで使われているレーザー光の数とその照射位置を表している。
 まぁ、こう書くとホント説明にしかならないのだけど、もともとはレーザーターンテーブルの仕様書だとか説明書を読んでて、だんだんとイメージが湧いてきたものである。なので、レーザー光を表す赤い線は、できる限り細いものを使っている。


 FacebookとTwitterはこれを使おう! 
〝音斎処〟缶バッジ v3sb

 そんなこんなで、思いついたデザインを元に缶バッジ(私の頭の中では、カンバーバッチ;明日映画見に行くんだった)を作ろうと考えたら、いろいろ支障が出そうになった。
 そこでカンバーバッチのイメージを実寸の3.2センチに落とし込んで調整したのがこちらのヴァージョン;
 文字のポイント調整と画数の多い漢字の使用を最小限にし、赤い線がつぶれて見えなくなるのを防ぐために、やや太めに設定してみた。
 これなら3.2センチでも視認性が良くなり、怪我の功名かFacebookとTwitterのプロフィールにもぴったりになった。
 めでたしメデタシ

と思ったら…更にもう一捻りをということで;
こちらの方が、漢字の感じが柔らかくなる。

やはり、こうした作業ってポイントを指摘してくれる第三者が非常に重要だなって実感しました。

〝音斎処〟缶バッジ v3sb2



ロゴ160303

山下達郎さん、アカペラ三部作をレコードで聴く!

 いよいよ明日3月1日より、恵那市岩村町にて毎年春の恒例行事、「いわむら城下町のひなまつり」が開催されます。期間は、4月3日(日)までの一カ月余…期間中の各週末には、ひなまつりに因んだイベントが開催されます。
その中で、3月26日(土)には「城下町音楽祭」が開催され、日が落ちてからは「宵のひなまつり」があります。
詳しくはこちらをご覧ください。

 3月26日(土)の「城下町音楽祭」で城下町岩村の各所でライブイベントなどが開催されますが、〝音斎処〟もこれに参加しています。
 今回〝音斎処〟では次のようなレコードを使って、光学式ターンテーブルの『レーザーターンテーブル』を使用し、管球式のプリアンプを使った温かい音で、山下達郎さんのアカペラを楽しんでいただきます。

   場所:恵那市岩村町 安田邸〝音斎処〟
             
※ ごへい餅の「みはら」さんの裏側です。
   
日時:2016年3月26日(土)
   開場:12時30分
   開演:13時 終了:15時30分頃
   入場無料 席数は30程を予定(立ち聴き可能)


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しばらくのご無沙汰でした

 なんと昨年(2015)の9月末に、MacのOSをアップデートしようとして、その途中にiMacが起動しなくなってしまいました。
 幸い、タイムカプセルでバックアップは取っていたので、データと使い慣れたアプリは無事だったのですが、使い慣れたiMacをどうするかで色々と試行錯誤…買い替えるまでに結構時間がかかってしまいました。
 その間MacBook Airで急場をしのいでいたのですが、なんせ容量の少ないMacBook Air故iMacに入れていたアプリとは構成が異なり、結果的にこのサイトやブログを更新できないでおりました。

 アーリ-2008の先代iMacは、アップルのサポート曰く「ビンテージですね」ということで、アップルの修理対象からは完全に外されているということ‥‥昔ならば、つまりアップルストアなど存在していなかった遠い昔、アップル専門店に持っていけば何とか直してくれたような修理でも、今やそうしたお店を探すのが大変な時代に、ユーザーの環境は良くなったのか悪くなったのか考えさせられる状況になってしまいました。
 基本的に三年くらいで買い替えることを前提にモノが作られているとしか思えないのが結構悲しいのです。

 そうは言え、これからやりたいことを考えるとMacBook Airだけでは使い勝手が悪いので、思い切って27インチのiMacを購入した次第なのです。
 新しいiMacの使い心地はというと…画面がでかい!使い勝手がいいだろうと現状で一番大きな画面にしたのだが、なんでもでかけりゃいいわけではない、と痛感した。ポインターの移動範囲が広すぎ、結構鬱陶しい。まあこんなことはそのうち慣れるんだろうから枝葉末節なんけど、一番の問題だとわかったのは、周辺機器との接続方法の変更である。ファイヤーワイヤーが使えない。

 ジョブズの時代からアップルはこうしたことを割と簡単にやってきたのだが、製品更新サイクルの長かった時代の感覚で使っている私などは、たかだか八年くらいで二つものケーブル規格が変わってしまうのが何とも情けない気がしてならない。かつてのSCSIと比べればはるかに場所をとらず軽くなったケーブル類であるが、さも周辺機器も新しいものに買い換えろ的なやり方は賛同できない。そうしなけらば商売が成り立たないのもわからないでもないのだが、やはり使い続けるということがこの世の中からう失われつつあるのは悲しいことである。今はやりの『ものづくり』っていうのはある意味嘘ではないだろうか、ともおもう。あるいは私の理解の仕方が世の中から遅れていて、ものづくりの現代の意味は「壊れやすく・すぐに捨てられるモノを作る」ということなのかもしれない。

浜田省吾レコードコンサート@ジャミン、名古屋

 連休明けの平日、7月21日・22日に名古屋にあるライブハウス〝ジャミン〟で行われた『浜田省吾レコード”いい音”LIVE』の様子をお届けします。
 このレコードコンサートは、世界で唯一、光学式ピックアップを採用したレコードプレーヤー〝レーザーターンテーブル〟を製造・販売する株式会社エルプが企画し、所属事務所・レコード会社の協力のもとに開催されているものです。7月4日の札幌を皮切りに9月6日の石巻まで六つの都市を回っているもので、名古屋は札幌・大阪に次ぐ三番目の開催でした。
 このコンサートは浜田省吾さんご本人の出演はなく、浜田さんのこれまでリリースされたレコードを中心としたレコードコンサートであるにもかかわらず、発表当初から浜田省吾ファンから熱い眼差しを送られ、各会場100名ずつの抽選予約制にもかかわらず、千人を超える応募があり、急遽追加公演が決定されている人気ぶりだそうです。
 名古屋会場も当初は7月21日のみの公演予定だったものを応募多数のために22日にも追加公演が行われ、両日合わせて200名超のファンの方々がレコードコンサートを楽しまれました。
 私は昨年自身の還暦コンサートをお手伝いいただいたご縁から、今回はお手伝いとコンサート運営の勉強のために二日間とも参加させていただきました。
 以下の画像でその熱気が少しでも伝えられればと思います。

今回のレコードコンサートが行われた、名古屋栄にあるライブハウス〝ジャミン〟

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お土産に持参した岩村醸造〝女城主〟とレーザーターンテーブルで記念撮影

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開場前の会場内の様子

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開場前の会場外の様子‥‥会場30分くらい前には結構並ばれてました

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開場後の会場内の様子‥‥ドリンク片手に各々自身の好みの席へ

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ライブさながら立ち上がっての声援

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ライブさながら立ち上がっての手拍子‥‥みなさん乗ってます

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レーザーターンテーブル名古屋試聴会

 明日7月20日は1年ぶりに名古屋で開催される株式会社エルプのレーザーターンテーブル試聴会に行ってきます。
 場所は昨年同様、名古屋の国際センタービルの五階にある和室です。12畳ほどの畳の部屋で20人くらいが試聴できる感じです。今年はどんな曲が聴けるのか楽しみですが、それよりもエルプの竹内さんに東京マンボオーケストラについて訊いてみようと思っています。きっと竹内さんならジュピターレコードに関しても何かしらの情報を持ってみえる気がしています。なんせ個人で所有するレコード盤の枚数が万を超えているレコード収集家ですし、エルプのレーザーターンテーブルを通じて音楽業界にも通じてみえるので、ネットで探すよりもきっと多くの情報が得られると思っているわけです。というわけで、明日はこのレコードと他に2枚のレコードを持って行くことにします。

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 あと二枚はレコードとしてはかなり録音状態がいい優れものだと私が思っているものです。
 レコードの価値は、普通に考えれば〝誰の〟レコードか、つまりアーティストの価値で決まるものですが、それ以外にも基準があると思うのです。その一つがいかに優れた録音であるかだと思います。アナログの醍醐味というのは、ある意味この録音の良さを感じられるかどうかにあると思うのです。CD以降のデジタル音楽というのが、いかにクリアな音質かを主眼に置いたものであるのに対し、アナログであるレコード盤においてはいかにマスターテープに忠実かに重点が置かれていたと言えます。それゆえ音の作り方がマスターテープをレコード盤にする過程、カッティングの過程、で大きく変わってしまうわけです。
 単純に言ってしまえば、現今のデジタル音楽製作では簡単に無音部分を本当に無音(つまりはデータ無し)にできてしまうので、S/N比というのはあまり考える必要がないのですが、アナログにおいては如何に無音部分でノイズを乗せないかというのが重要になると思うのです。わかりやすく言うと、CDでは曲と曲の間は完全に無音になっているのに対し、レコード盤ではノイズが乗っています。それがスクラッチ・ノイズなのかテープヒスなのか、はたまた全く違うノイズなのかは別としてです。
 で、本題に戻ると、こうしたノイズを抑えて、ダイナミックレンジを大きく取られた音というのはとても迫力のある、聴いてて心地よいものになります。この心地よさというのはCDでは決して得られないものでもあります。そうした〝良い音〟をたくさんの人に聴いて欲しいと思っています。

レトロ or ヴィンテージ

こうしたものはさほど価値があるものではないのでヴィンテージとは言えないのかもしれない。しかし1970年代、ソニーのウォークマン発売以前、のレコード・オーディオ全盛期に活躍していたオーディオ機器であることは確かです。ここに載せた製品はどれも私自身が学生時代の1974年から1979年の間に購入し、結局捨てられないで今まで使われないままに埋もれていたものです。
退職して時間と心に余裕が出てきたので、ほっておくのももったいなくチョコチョコと再生に取り組んでいます。
そのうちに岩村の〝音斎処〟でお披露目したいと思っております。


ソニーのコンデンサー・ヘッドフォン、タンディー・ラジオシャックの2wayスピーカー、
YAMAHAのA級動作可のプリメインアンプCA-2000


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ソニーのコンデンサー・ヘッドフォンは、知り合いの方のお子さんに修理してもらいました。
とても、柔らかで透明感のある音です。
ヤマハのアンプは、筐体を洗剤でクリーニングし、内部をエアーで吹き飛ばした後、プラグやスイッチ類を接点潤滑剤で磨きました。
まだ接点の埃が残っているようで、時々スイッチング時にバリバリ音がしますが、基本的な機能は全て使えるようです。
経年変化でか左右の出力バランスが崩れているのが残念です。ただいま、本格的にオーバーホールに出すか否か思案中です。




アイワのDC駆動可能なプリメインアンプAA-16X

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このアイワのプラグに合うACケーブルを見つけるのに苦労しましたが、やっと探し出したソニーのACケーブルが使えるようで、一応復活しました。
こちらも接点や内部の清掃後エージングを重ねています。スイッチング時のバリバリは少ないのですが、やはり左右の出力バランスが崩れています。
とはいえ、モニター用のアンプとして、あるいはiPhone再生用としては十分使えます。後で出てくる、トトリオの受信機用スピーカーと相性ぴったりです。



ソニーのフォノイコライザー内蔵ポータブル・ミキサーMX-510

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電池駆動のライン、マイク、フォノミキサーというのは、昨今ではあまり入手できないものです(当たり前か)。
これはちょっとしたレコードコンサート用にレーザー・ターンテーブルとマイクの両方が使えるので重宝しそうです。
やっとこれに合いそうなACアダプターも見つかり、改造して、AC駆動も可能となりました。




デンオン(現デノン)カセットテープ・デッキ

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昔取った杵柄、ならぬ昔録りためたエアチェックのデジタイズにただいま大活躍中です。
カセット・テープ全盛時の全ての種類のテープが再生可能なので重宝しています。
これはDENONの修理部門に持ち込んで直してもらいました。




通信機メーカーだったトリオ(現ケンウッド?)の受信機用スピーカー

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終活の際に発掘されたトリオの受信機用スピーカーで、恐らく昭和43、4年の頃のものです。
LANコードで作った極細スピーカー・ケーブルを使ってアイワのアンプで鳴らすと、結構いい音を出してくれます。
音としてはラジオに近い感じかな‥‥非常に懐かしい音です。



YAMAHAのキーボード用電源アダプター

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終活時の発掘作業で見つかった、ヤマハのキーボード用のこのACアダプターが電圧・容量ともソニーのマイク・ミキサーにぴったり!!
ただし、ミキサー側の極性が内外逆だったので、自分で工作してみました。

DENONのターンテーブル二機種の違い

こちらはDENONのDP-5000F

もともとは放送局用に作られたターンテーブルを母体としているため、アームリフト機構が付いていない。その代わりに回転数の微調整用ボタンが付いている。
なぜアームリフト機能が無いかというと、DJ(ディスクジョッキー)が予め音出しをしたり、MC終了後すぐに音を立ち上げるのには直接アームを操作したほうが確実であり、早いからだそうです。
それと放送局などの現場では、余分な機能が付いているとメンテナンスが煩雑になるため、できる限りシンプルなものが向いているからでもあるようです。アームリフト機構がなんらかの理由で機能しなくなったら放送事故‥‥なんてこともありうるからですね。
なのでこの機種では静止状態から規定回転数に立ち上がるまでに確か三分の一回転くらいしかかからなかったと記憶します。ということは、予め音楽が始まる場所を音出しして、そこから三分の一回転分戻したところでアームを下ろしたままにしておけば、MC終了後スタートボタンを押して最少時間でレコードを聴かせることができるわけですね。


DP5000F


こちらは
DENONのDP-55L

もともとはDJ(ディスクジョッキー;現在のDJではないので要注意)用途に作られたターンテーブルDP-5000Fとは違い、こちらの機種は完全に民生用(家庭仕様)なのでアームリフト機構が付いています。しかもセミオートで、LIFTERのDOWNボタンを押せば自動的にアームが下がり、片面終了後にはアームがアップします。
このアームリフターに関しては、レコード盤をターンテーブルに乗せた後にボタンを押せば、あとは勝手にアームが盤上に移動してダウンし、レコード終了後にアップしてアームレストに戻ってくる、というフルオートのものもありました。

DP-55L

その他の違い

この二機種の上記以外の違いは、ターンテーブル自体の違いというより、レコードプレーヤーとしての機能の違いというべきかもしれません。
この写真からはわかりませんが、DP-5000Fにセットされているアームには針圧調整機能が付いていません。これはどういうことかというと、DP-5000Fにセットされているアーム、DENONのDA-303という型番ですが、は同じくDENONのDL-103というMCカートリッジ専用に設計されたものだからです。したがって、このアームではカートリッジを取っ替え引っ換えして音の違いを楽しむと言うことができません。これも元々は放送局向けの仕様なのだそうです。もちろんヘッドシェル(カートリッジを取り付ける筐体)もDL-103専用のものなので、オーバーハングの調整もできないわけです。

と、ここまで書いてきて、思えばめんどくさいことをやってたもんだ、と‥‥。当時はそれが当たり前だったのであまり気にもならなかったのですが、今はレーザー・ターンテーブルがあるので、針圧もオーバーハングも全く考慮する必要などありません。レコード盤と物理的に接触しないレーザー・ターンテーブルではそうしたことは全く関係がないのです。
そうそう思い出しましたが、写真でわかる通りターンテーブルのアームというのはレコード盤の外周から中心に向かってわずかにカーブを描きながら移動します。レコード盤の半径を直線で移動しないんですね。一時期リニアトラッキング方式という針が半径に沿って外周から一直線に移動する機種もありましたが、結局主流にはならなかったようです。
レーザー・ターンテーブルの場合には、外からは見えませんが、レーザーピックアップが直線移動するようです。

〝音斎処〟の現地・現場

準備前・左奥の机の上にレーザー・ターンテーブルを置きます

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準備完了・今回はモノラルをかけるということで初めてADACをプリアンプとして使用しました
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こんな看板を作っていただきました(会場前)・看板があっても通り過ぎてしまうごくごく普通の建物ですが、築100年近く経っているとのこと
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こんな看板を作っていただきました(枡形にも)・岩村に通い慣れた方にはすぐにわかる場所ですね・左の花餅が飾ってある電柱のところが老舗家具「京屋」さんです・途中息抜きに京屋家具のご主人と奥さんが代わりばんこにレコードを聴きに来てくださいました、しかもご主人は自ら入れられた珈琲の差し入れを持参で‥‥本当に有難うございました
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外の様子です@枡形前メイン会場・メイン会場は入れ替わりで沢山のグループが演奏を‥‥こちらは陽の光が柔らかく春らしい暖かさでした
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家族連れのお客さん‥‥熱心にレコードについてお子さんに教えて見えました・この場面ではお父さんがレコード盤の溝とレコードの針についてお話しされていました、お母さんと娘さんとに挟まれて足しか見えませんが、親子四人のご家族でした
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レーザー・ターンテーブルの音に聴き入るみなさん‥‥音楽好きの方にはとても好評でした・音楽好きの人にはアナログとデジタルの音の違いはすぐにわかるので、モノラルでもステレオ感のある音に熱心に聴き入ってみえました
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実はまだまだたくさんの方に聴いていただいたのですが、写真を撮るのを忘れてしまいました。というのも、熱心な方とのお話に夢中で‥‥殊に、このスペースの音の良さや、大音量でレコードを聴けることにみなさん感激されていました。「こんな大きな音で家ではかけられないもんな〜」という声が多かったですね。私としては、出したい音の六割くらいでしたが、普通の家庭ではそんな音でも聴けない状況がありますネ そうは言ってもご近所のことを考えて抑えていたわけですが‥‥。去年の五月に女城主の酒蔵をお借りして出した音を聴いてもらいたいな〜 きっとビックリ&大感激だろうな〜 私の去年のライブマジック&今年のリザードのように!!

今回お話しした中にも3000枚近くのレコードをお持ちの方がみえました。ブルーグラスとジャズが多いとのお話でした。ブルーグラスをそれほど集められている方を私は知らないので、ぜひそのコレクションでコンサートなんかしてみたいですね〜

レーザー・ターンテーブルについて多かった質問は;
・まずその原理ですね;CDもレーザー光を使ってるので、そのイメージが強く残っていて、波形を読み取るということにちょっと時間がかかるようでした
・次はデジタル処理の有無;レーザー・ターンテーブルでは一切デジタル処理をしていないのですが、その音の良さから逆にデジタル処理をしてるのでは?という質問が多かったですね
・後は値段に関する質問が多かったのですが‥‥この点は、初期コストは高いがランニング・コストを考えると結局は安くつくということをお伝えしました。ブログでもFBでもお伝えしてますが、私は中古レコード店で買うときは100円LPから探すことにしています。中古レコード店で値段が安いのは基本的にジャケットやライナーノーツが無かったり汚れたりしているもの、レコードの盤面に傷があったり反ってたりするものなんです。でも、レコード面と接触しないレーザー・ターンテーブルではレコードをそれ以上傷めないし、もともと聴き込んで溝が減ったレコード盤でも、針とは違う場所を読み取るレーザー・ターンテーブルでは今まで針が一度も触れていない溝を読み取るので音の良さは中古でも新盤でも変わらないのです‥‥などなど
そんな説明を現物を操作しながらしていると皆さんが一様に驚かれたのはその操作性の高さです。つまり、選曲や曲飛ばしリピートなど通常のCDプレーヤーやMP3プレーヤーで出来ることはほぼ全てできるのです。いちいちトーンアームを触る必要は全くないのですね この点に本当に驚かれました。

もちろんレーザー・ターンテーブルの不得意な点もちゃんとお伝えしました。
・ホコリや汚れに極端に弱い 〜 溝にホコリや汚れが残っているとレーザー光は雑音としてそのホコリや汚れを再生すること
・黒い盤以外は再生できない 〜 レーザー光の特性として黒以外では反射されないので再生情報が得られない
などですね。

ということで、今まで耳にしことはある「レーザー・ターンテーブル」を実際に見て聴けたことに皆さんにお礼をいただいてしまいました。
そんなわけで、今後もまたこんな機会を持ちたいな〜

そうそう〝レコ鉄〟の話を忘れるところでした。この話をすると皆さん一瞬驚きの表情でしたがすぐに「針がないからか〜」と納得していただけました。

次は街中で‥‥音斎処

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こんなことやります

企画書20150109

本の虫

本の虫になりたい、という表現がある。古くから古書の害虫といわれる、ヤマトシミのことであろうか。本の虫になればずっと本に接していられるから‥‥、それくらい本が好きだという喩えだと思われる。してみれば私の場合なりたいのは、レコードの溝であろうか。いや溝であれば一枚の、それも片面の存在でしかない。ならばレコードの針か。まだこの方が相応しいが、針はいつしかすり減ってしまう。それもまあ人間らしくて良いのかもしれない。今の私はそんな気分だ。
新聞では、昨夏まで勤めていた企業の創業者が亡くなった、とか、その企業の経営陣が業績不振で引責辞任だとか伝えているけど、今更退職した企業の近況などどうでも良いわけで、今は自分があと何をすれば自分として納得できるか、しか興味がない。レコードはやはり自分のそんな気分に最も合っているようだ。
先日岩村に行ってまた相当な数のレコードを目の前にした。すごい財産だ、と思った。どんな人が買い、どんな想いでそのレコードを聴いたんだろうと思った。なぜ捨てられることもなく、今自分の目の前に存在しているんだろうと。
今はもう針も落とされなくなったこのレコード達に、私は今度は光を当ててみたい、と思った。文字通り〝光〟、レーザー光を当ててもう一度その溝に刻まれた音を再生してみたいと思ったのだ。だから今考えているのは、どうすればそれが叶うかということだ。
塵芥に塗れたジャケットとレコード盤を丁寧に洗浄してやるところから始める。そして、汚れの落ちたレコード盤に新しい内袋を与え着慣れたジャケットに収めて外袋を新調してやれば、きっと立派に、そう見違えるくらいに綺麗になるだろう。そうしておいてレーザー・ターンテーブルで光を当ててやれば、歴史をくぐり抜けてきた録音当時の音がその無数の溝から一挙に蘇るに違いないのだ。その時には、これを買った人の想いが、持ち続けていた人の想いが、少しはわかるかもしれない。その人たちが聴いていた音を私はもう一度聴いてみたい。

ホワイトデーのレコード列車

久しぶりのブログ更新です。
いよいよ来年(2015)3月14日ホワイトデーに「レコード列車」の運行が決定し、本番に向けて準備が始まりました。今回は鉄道とスイーツとの出会いという企画に、少しだけコラボで参加させていただきます。

もちろんレコードは株式会社エルプのレーザー・ターンテーブルでかけます。
明知鉄道の気動車内でレーザー・ターンテーブルを使ってレコードが聴けるのはこれで四回目となります。公式には三回目ですが、デビュー前のオーディションとして試験走行があったため。

で何をかけようかということなんですが…基本的にはビートルズ好きの私としてはビートルズなんですが、その中でなにをというところで迷っています。

ビートルズ好きでレコード好きな方はもうご存知だと思いますが、この12月17日に発売されたばかりの通称「赤盤」「青盤」、それと9月9日に発売された待望のモノボックス‥‥
今年だけでも、合計18枚のLPが発売されていて目移りしてしまいます。
まぁホワイトデーということでベタなホワイトアルバムというのが一番なんでしょうが、これをフルにかけるとしたら明知鉄道の往復を全て使わなければならない。
コラボ企画でなければこれが一番いいのだけれど、今回はコラボ企画なのでそんなわけには行かない。はてさてどうしたものか‥‥ということで迷っております。

話変わって、ハードウエアつまり音響機材ですが今回できれば新しいものを実験してみたいと思っております。
といってもレーザー・ターンテーブルは外せないので、スピーカーとアンプということになるのですが;

6月25日の試験運行時と11月15日の明知鉄道まつりではヤマハのPAであるSTAGEPAS 600iをレーザー・ターンテーブルとXLRで直結して鳴らしてみました。このシステムは結構取り回しが楽で重宝するのですが、大音量を出せるというのも見逃せないメリットです。しかも音質は決して悪いわけではありません。PAシステムなので車に乗せて外に持ち出すにはうってつけです。

インターFMのピーター・バラカンさんの番組で紹介していただいた、7月29日の自身の誕生会では株式会社エルプの竹内さんのご協力をいただき、自身も家で使っているMcAUDIのパワーアンプとAurum Cantusのスピーカーを使うことができました。このシステムは当然のことながらPAシステムとは比すべくもなく素晴らしい音で鳴ってくれました。
こうしたハードウエアに関しては、よほどのレコード好きかオーディオ好きでない限り特別何の感慨もないのでしょうが‥‥。

レコード列車の原点として「良音」ということがあります。つまり列車の中でただ音楽を流せば良いということではなく、良い音源を良いシステムでということです。
「レコード列車」というのは、列車の中でレコードを聴くという点だけを見れば、奇を衒った大道芸のように見られるかもしれません。「なんでそんな処で聴かなきゃいけないの?」と思われて当然です。しかし、本質は全く違い、日本の持つ技術力・工業力の上に成り立つ高度な技の結晶なのです。
列車内、それが電車であろうと気動車であろうと新幹線であろうとリニアであろうと、単に列車内で音楽を流すだけならそれほど高い技術を必要としません。今や一般的になったスマートフォンをスピーカーにつなげば、誰もがすぐに列車内で音楽を聴くどころかコンサートだって開くことができます。いわゆるデジダル革命です。

人類はかつて、といっても一般的にはせいぜい30年ほど前まで、軍事的に言っても60年ほど前までは生活の全てがアナログでした。
アナログというと古いもの、面倒くさいもの、ややこしいもの、複雑なもの‥‥といったマイナスのイメージが強くなってしまった現在ですが、実は人類の英知の結晶であるわけです。デジタル社会の出現と比べれば遥かに、気の遠くなるような長い時間を経験してきているのがアナログ社会であり、そのアナログが生み出したのがデジタルなのです。ちょっと考えてみればわかりますが、今のデジタル機器の多くは、そしてアプリと言われるもののほとんどはアナログの模倣に過ぎません。今現在までのデジタルの使われ方はかつてのアナログな道具の模倣でしかないのです。何故ならデジタルの本質は「模倣が得意」ということだからです。受話器もダイアル(ボタン)もない携帯電話やスマホは未だ存在しません。未だに耳と口を使わなければ電話すらできないのです。逆にアナログ電話にはなかった画面が必ずついています。これって何故だかわかりますか?まだデジタルがデジタル固有のものを生み出していないからなのです。

<閑話休題>

『良音』つまり「良い音」で音楽を聴くには気動車というのはうってつけです。これは自身もやってみてわかったことなのですが‥‥気動車の持つ剛性がきっと良い音を聴くのに大きく影響しているのだと思います。それとこれも私見ですが、車両の形状、つまり縦長のというか細長い形状が良い音を聴くのに役立っていると思われます。
だったら、電車でもいいわけでなぜ「気動車?」と思われるかもしれません。
一般的な電車、例えば東京の山手線を走っている電車を思い浮かべていただければいいのですが、最近の電車の車両は全て軽量化されています。その方が燃費もいいし、多くの人をつめる(詰める・積める)からです。なので剛性的にはどうでしょう?車重が明らかに軽いわけですから。それと、電車は当然モーターで動きます。モーターで動くということは変速機が介在しないということで、基本的には無段変速が可能なわけです。その方が乗っていても快適なわけですから。軽量化と強力なモーターによる無段変速により、電車は一昔前と比べても遥かに快適かつ省エネに成っているわけです。これも技術のおかげです。
処が人間にとって快適な電車はレーザー・ターンテーブルにとっても当然快適なわけで、気動車内でレーザー・ターンテーブルが問題なくレコードを再生できることが証明された今、電車内でレーザー・ターンテーブルを使ってレコードを再生する意味が無くなってしまいました。逆に電車内を先にやっていれば、気動車内での実験は避けて通れないものでしたが。
別のところでも少し書いたのですが、気動車というのは別名「レールカー」と呼ばれるように、基本的にはディーゼル・エンジンで走るトラックと同じものです。動力源はモーターではなくエンジンです。エンジンですからピストンがあります。ということで、振動もあります。明知鉄道を走る気動車の独特の走行音と走行振動はディーゼル・エンジンからくるものなのです。つまり、気動車の剛性とはこの音と振動を少しでも減らそうとする知恵と技術の結晶でもあります。そして、その気動車の持つ剛性が音響空間としても優れたものだと思うのわけです。

それともう一つ「気動車」である理由は;電車は都会を走っているもの、ディーゼルは田舎の鉄道、というステレオタイプが存在します。つまり電車は都会を走ってるので風景がほとんど変わりません。しかも通勤電車というが如く「日常」なのです。ディーゼルが田舎といわれる所以は、電線を引くのに困難なところからです。秘境とはいわないまでも、鉄塔を建て電線を引くのが採算に合わない地域に気動車は多く残っています。いわゆるローカル鉄道ですね。これは「非日常」なわけです。(もちろんそこで生活している方々には「日常」なのですが。)「良音」にぴったりな環境は結局はローカル鉄道、気動車しか得られないのです。JRで車両の貸切なんて聞いたことがないですし、有ったとしても過密ダイヤに合わせてのセットアップを考えると二の足を踏みます。しかも運行距離を考慮した料金となるととても個人では手が出ません。
「良音」を考えた「レコード列車」の場合いま一つの要素に時間があります。明知鉄道の恵那・明智間の通常ダイヤの運行時間は48分です。折り返し時間を含めた往復では100分ほどです。片道48分というと、冒頭でも言及したようにビートルズの二枚組のアルバム「ザ・ビートルズ」(通称ホワイト・アルバム)の各一枚が丁度収まる時間です。明智駅の出発のベルとともに聴き始めて、途中レコードを裏返しB面を聴きながら一枚目が終わる頃に恵那駅に到着する。折り返しの待ち時間で煙草を一服し恵那駅発のベルとともに二枚目A面が始まり、また途中レコードを裏返し丁度B面最後の「グッドナイト」が終わる頃列車は終着駅明智のホームに滑り込む。
ビートルズの二枚組のアルバム「ザ・ビートルズ」(通称ホワイト・アルバム)には曲間のグルーヴがありません。それがビートルズの意図だからです。従って、CDやダウンロードで聴くようには行きません。レコードの場合ビートルズの意図通りに配置された順番を辿って聴くしかないのです。途中の好きな曲だけを聴こうとしても曲間のグルーヴがないため結構面倒です。そんなわけで、私もそうですが、ビートルズ・ファンといえども一挙にこの二枚組を聴き切るというのは珍しいことだとおもいます。私の場合、学生時代にはカセットに録音しておいてあまり聞きたくない曲は早送りで飛ばして聴いていたのが実際の処です。発売当時も、「四人のメンバーのごった煮だ」とか「前衛すぎて理解できない」とか言う様な酷評があったこのアルバムですが、今一挙に連続して聴き直すととてもビートルズらしいアルバムだとわかるはずです。

「良音」がらみで最近発売されたレコードで言うと、『ごあいさつ【完全初回プレス限定版】高田渡』というのがあります。これはキングレコードのベルウッド・レーベルの復刻盤のうちの一枚です。この盤は音質がもの凄く良くって、ぐんぐん迫ってきます。しかも高田渡のデビュー・アルバムであるため、若き日の高田渡の生き生きした声と詞と曲の絶妙な組み合わせがひしひしと伝わってきます。私は到着後すぐに聴き始め、続けて四度も聴き直してしまいました。ただ惜しいことにこの盤はスイーツとは合わない。超マニアックなレコード好きには受けるかもしれないけど、スイーツ男・女子には拒絶されるだろうな〜
スイーツに合うものといえば‥‥由紀さおりの「1969」というのは良いかもしれない。そういえば、細野晴臣もあったよな〜

そんなわけで、何をかけるかは本番のお楽しみとして、今度はちょっと変わった音響理論を持つスピーカーを試してみたいと思っています。今までとは異なる音響理論に基づいていて、気になっている形状を持つスピーカーが実は二種類あります。どちらも試してみたいのですが、二つを一度に入手するには資金が不足しております。なのでどちらか一方だけを入手したいと考えています。繰り返しになりますが、こんなことは一般的には興味のないことだと思います。でも「良い音」特に私の場合には気動車内での「良い音」には欠かせないものなのです。

明知鉄道「レコード列車」無事終了

本日の「レコード列車」のセットリスト
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田舎のバス(78rpm:1955)曽根 史朗
若いおまわりさん(78rpm:1956)中村メイ子
ボタンとリボン(78rpm:1948)ダイナ・ショア
ロコモーション(7'-45rpm:1974 )グランド・ファンク・レイルロード
旅人よ(7'-45rpm:1966)加山雄三
夜空を仰いで(7'-45rpm:1966)加山雄三
蒼い星くず(7'-33rpm:1966)加山雄三
ブライト・ホーン(7'-33rpm:1966)加山雄三
ブラック・サンド・ビーチ(7'-45rpm:1965)加山雄三
ヴァイオレット・スカイ(7'-45rpm:1965)加山雄三
時間よ止まれ(7'-45rpm:1978)矢沢永吉
帰って来たヨッパライ(7'-45rpm:1967)ザ・フォーク・クルセイダーズ
People, Let’s Stop The War(7'-45rpm:1971)グランド・ファンク・レイルロード
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本日「明知鉄道まつり・レコード列車」で使用したレーザー・ターンテーブルを製造・販売する株式会社エルプの営業担当の竹内さん(バラカンモーニングを聴かれていた方にはおなじみの名前ですが)からの情報ですが、この20日の「めざましテレビ」で最近また注目されているアナログ・レコードに関する内容がオンエアされるようです。その中で株式会社エルプとレーザー・ターンテーブルについても紹介が流れるということなので、関心のある方はご覧ください。

普段朝は苦手な私ですが、できる限り早起きしようと思っております。

早起きといえば、今朝は半年ぶりで5時半に起きて、レコード列車の準備のために7時半に明智駅に到着というスケジュールをどうにかこなしました。
退職前は大体こんな時間に起きて通勤しいたのですが、最近はすっかり自堕落な生活に変わってしまっており、そっかこの季節って起きた時にはまだ外は暗いんだった、と改めて思い出した次第です。

レコード列車ですが、大盛況・満員御礼とはなりませんでしたが、恐らく昭和20年代前半生まれの方々が10人近く、それと子供連れの家族の方などがレコードをかける車両に乗車されていました。
今日かけたレコードが昭和30年代のSP盤、昭和40年代のシングル盤だったので対象年齢的にははまっていたかと思います。それなりに楽しんでいただけたこと思います。
残念なことに、その方々も岩村駅で下車されてしまい、岩村駅では若い女性二人が乗って見えましたが、乗客はグンと減ってしまいました。
そんな中かけたレコードが、フォーククルセイダーズの「帰ってきた酔っ払い」とそのB面の「ソーラン節」で‥‥これが意外に彼女らには新鮮だったのかうけてたようです。

そんなわけで「明知鉄道まつり・レコード列車」は無事終了したのですが、本当はこれは凄いことなんです。だって、鉄道の通常ダイヤで運行する列車で一般乗客を対象にしたレコード列車なんて、本当はギネスモノなんですから。前代未聞、前代未聴‥‥空前絶後とまでは言えないですが、今までそんな列車を走らせてくれた鉄道会社などないと思います。その意味で、明知鉄道の皆さんには感謝しております。

反省点、と言うより今後の糧としては:こうしたオープン形式のレコード列車というのはまだまだ機が熟していないのかも、ということです。最近一部ではアナログ・レコード(最近はヴァイナル・レコードというらしい;正確にはSPはヴァイナルではないのだが)の見直しというか再評価がなされていて、FM放送を中心に話題になっているようです。とはいえまだまだ認知度は低いので「レコード列車」の凄さの理解はまだまだです。
技術的に行って、揺れる気動車内でレコードをかけるなんて本当に凄いことなんです。それが株式会社エルプのレーザー・ターンテーブルでは可能なんです。

気動車(ジーゼルカー)と電車の違いもなかなか理解がされていない方が多いのですが‥‥今回を含めた三回目の経験から言って、恐らく新幹線を含む電車の中の方が圧倒的にレコードはかけやすいと思います。車を考えてみればすぐに理解できると思いますが、電気自動車やハイブリッド車の方が発進加速がスムーズでほとんど変速時のショックがないわけです。ところが、ジーゼル・エンジンのマニュアルのトラックなんかはエンジンの揺れや変速時のショックが大きいわけです。同じことが気動車と電車にも言えます。その意味で明知鉄道の気動車内でレコード・コンサートをすることに私なりの大きな意味があるわけです。日本一の急勾配と言われる坂道をフルパワーで駆け上る気動車のジーゼル音をものともしない大音量でレコードを聴く醍醐味は味わってみないとわかりませんヨ!!

<一旦休憩>

いよいよ明後日‥‥

今朝13日の中日新聞(東濃版)でも紹介されました。
『明知鉄道まつり』はいよいよ明後日15日です。「レコード列車」も紹介されています。
当日はフリー切符での乗車がお得です。
今回の「レコード列車」は、恵那・明智間のどの駅からでも乗り降り自由でご利用いただけます。もちろん、レコードを聴きたくない方には別車両が用意されていますので、静かに沿線の風景を楽しむこともできます。

Pasted Graphic

ということで私は明日の午後準備に行ってきます。

レコード洗浄

 今日も半日レコード洗浄をしていた。
 知らない方が多いと思うので書いておくと、実は株式会社エルプのレーザー・ターンテーブルは極めて埃に弱い。弱いとはどういうことかというと、レーザーで音溝に刻まれた音源をトレースする為、音溝にある埃も音源として再生してしまうのだ。しかもレーザーではラッセル効果が効かない。つまり針での再生であれば音溝に残っている埃は針が押しのけながら再生していくのだが、物理的形状を持たないレーザー光は溝に残った埃を押しのけることができないのだ。その結果埃の波形が雑音として再生されてしまうのだ。
 レーザー・ターンテーブルで良い音を再生するためには、レコードの徹底的な洗浄が不可欠で、できる限り埃を残さないようにしなければならない。当然ながらレーザー・ターンテーブルでの再生を前提とした洗浄を施したレコードは、一般的な針式のターンテーブルで再生してもその効果は抜群である。針がラッセルする埃がない分音は澄んでくる。スプレー式のレコード・クリーナーでこびりついた音溝の埃までとって仕舞えば、たとえ針式の再生であっても音が良くなるのは当然だ。なんといってもレコードは音溝に刻まれた波形をなぞって音源を再生するわけだから。

 最近洗浄に使う洗剤をいろいろ試している。洗剤といってもレコード専用の洗剤ではない。ごく一般的な洗濯用の洗剤をいろいろと試しているのだ。

 最初に試したのは歯磨き‥‥これはペースト状になっているので、それを小皿に絞り出して精製水で薄めながらレコード面に塗っておき、歯ブラシで溝の中に溜まった埃をゴシゴシ掻き出していたのだ。これは結構効果があったのだが、なんせ腕が疲れる。そこで次につい先日まで使っていたのが液体洗剤‥‥これは、ある程度薄めたものを歯磨き同様歯ブラシにつけてレコード面に満遍なく塗っていくのだ。その後、歯ブラシを軽く動かしながらレコード面にちいさな泡ができるようにこすっていく。これで歯磨きの時よりも作業は楽になり、レコード面の汚れも良く取れるようになった。
 ところがこの方法を実行しているうちにあることを発見してしまった。泡というのは、水分がなくなると粉になるということ。化学的にどうなのかはよくわからないが、泡立てたレコード面の最終洗浄はヴァキューム吸引による汚水の除去なので、泡立てたレコード面を何枚もヴァキューム吸引するうちに、どうもヴァキューム機内部に白い粉が残っていくようになったのだ。場合によっては吸引した水を排水するための細いゴムホースが、そのために詰まってしまう。まぁあまり泡立てないで、あるいはヴァキューム前に多くの水をレコード面に注いで、液体洗剤を薄めて洗い流してやれば良いのだが、それはそれで手間なのだ。
 そんなこんなで今試しているのは、重曹を液体洗剤で溶いてペースト状にしたものをレコード面に塗る方法だ。なんだか最初のペースト状の歯磨きに戻ったようではあるが、そうでもない。今度はゴシゴシ掻き出したりはしないし、泡立てたりもしない。ポイントは音溝の深いところまで均等にこの洗浄剤を塗り込むことにあるようだ。

 先日、たしかFacebookでだったけどレコード盤に木工用ボンドを塗って、一日置いて乾いたボンドを皮をめくるように剥がす、というのが映像つきで紹介されていた。これはこれで良い方法だと思うし、やってみたいと思うのだが、ボンドが乾くのに一日おかないといけないのが難点だ。しかも剥がすときに失敗できない。完全に一枚皮で剥がさなければならない。そんなわけで私は当分液体洗剤系で色々試していくことにする。

レコード列車のセット・リスト

 いよいよ今月15日土曜日岐阜県恵那市にある明知鉄道の開業記念イベント『明知鉄道まつり』でレコード列車が走ります。
 私自身としては、テスト走行・満60歳誕生日記念に続いて三回目のレコード列車になりますが、過去二回は一般乗客のいないクローズド(貸切車両)での運行でした。今回は一般乗客向けのレーザー・ターンテーブルを使ったレコード列車のお披露目となります。

 走る列車内でレコードをかけるという試み自体は、これで三回目を迎えるのですが、一般乗客向けということでは初めてです。「単なる初めて」ということではなく、おそらく世界初の試みとなるのではないかと思います。少なくとも”日本初”であることには間違いありません。というのも通常ダイヤの営業運転の列車内でレコード・コンサートが開かれたなんて、私は今まで一度も聞いたことがないからです。
 その意味で、今回乗車される方はラッキーとしか言いようがありません。なんせ今までにない経験をできるのですから。「日本初」いや「世界初」を自ら体験できるのですから‥‥。いわゆるギネス級ってことですね。

 そんなこんなで、当日どんな曲をかけようかと色々考えてみました。当初は明知鉄道の開業記念ということで鉄道関係の曲を‥‥とも思ってピックアップしてみましたが、これが探せば色々あるもので、時間的に収まりそうにありませんでした。明知鉄道・広報の伊藤さんとも相談した結果、正真正銘日本で初めて(おそらく世界でも初めて)走行中の気動車内でレコードをかけて楽しむという試みに成功した時の感動を‥‥というリクエストもあり、テスト走行時のような感じで選曲してみました。

 そのセット・リストが下表です。

 特にテーマはありません。手持ちのレコードを見ながらピンとくるものをピックアップした結果がこれです。特にテーマはないと先に書きましたが、テーマらしいものがあるとすれば行楽気分を盛り上げるリズムのある曲ということと、片面一曲しか収められていないシングル盤ということです。今時一曲聴くたびに盤を入れ替えるなんてこと誰もしないですよね。鉄道列車の旅というのは、ゆったり、のんびりが信条ですから、せっかく列車内でレコードを聴くならゆったり、のんびりと一曲一曲を入れ替えながら、というのが一番列車には合っていると思います。その意味で、作品としてのテーマを持ったLP盤は近い将来に残しておきます‥‥。それとこれを機会にSP盤と呼ばれる昔のレコードもみんなで聴いてみようと思っています。SP盤なんて一度も聞いたことがない世代の方が多くなってしまった現在、ふる〜いレコードの音楽にも思いの外面白いものがあるというのも旅の発見かもしれません。



とはいえ、なんだかんだ言いながら一番楽しんでいるのは私自身であることは否めません。

ELP Advantage

So many people say that the ELP Laser Turntable is too expensive.
I won’t deny that sayings.
But Think people calmly !! Who recognize the ELP Laser Turntable’s high performance.
You need no other expensive equipment when you get the ELP Laser Turntable, like M’s amplifier or J’s speaker and so on.
Especially no expensive needles and cartridges. I’m usually listening my vinyl records using cheaper Y’s PA system. But I can get high performance. Most important fact is the Beginning, where sound comes from. Think again, pick-up tool is most important, so I strongly recommend getting the ELP Laser Turntable.



大抵の人は、エルプのレーザー・ターンテーブルの価格を聞いて「えっ 高すぎ〜」と驚くだろう。
確かに、製品価格が一般の家電品と比べて高いのは否定しない。
でも考えてみ〜 こんな高性能のオーディオ製品がそんな安く買えるわけがないって!!
つい最近話題になった青色ではないが、この製品もその名のごとくレーザー光を使ってレコード盤の音溝をトレースしているのだ。
だから、レーザー・ターンテーブルを手に入れたら、マッキントッシュのアンプやらJBLのスピーカーやらの超高級オーディオ製品は、言って終えば、必要ない。まぁ有ってもそれはそれでいい訳だが‥‥。
それにこの事は最重要なんで強調するけど、普通のターンテーブルでは必要になるカートリッジや針なんかに大枚を費やす必要がないんだ。だって針使わないんだから。
針を使わないおかげでそうした出費はいらないし、おまけと言ったらいいのだか、針は減らないしレコード盤の音溝を削ってしまうこともないんだ。だから、いつまでもレコード盤は初期の状態で聴くことができる。
私なんかは通常はこのレーザー・ターンテーブルを屋外に持ち出して使うことが多いんだが、その時に使うのはヤマハのPAシステムだ。これで十分聴く人を感動させ納得させらるんだ。
私が考えるオーディオの肝は『音の入り口』、音がどこから入ってくるかってこと。だから、強調するけど、レコード盤の音溝に刻まれた振動(波形)を拾うための道具、つまりピックアップ部分が最も重要なんだって!!
その意味で、音の入り口として最も信頼性の高い株式会社エルプのレーザー・ターンテーブルを強く勧めるわけなんだ。

ヘッドフォンを捨て、全身で音楽を聴こう

『書を捨てよ、町へ出よう』とは寺山修司の言葉だが、いまは「ヘッドフォンを捨て、全身で音楽を聴こう」と言いたい。
音楽を個で聴くようになって久しい。それで失われるものが多いと感ずるのは、ある程度年齢のいったかなりの大人たちだけなのかもしれない。音楽が「音を楽しむ」「音で楽しむ」と書かれるのは故(ゆえ)あってのことだ。
現代音楽、私の場合はビートルズを始めとするポピュラー・ミュージックだが、これらは大概がダンスを踊る際のバック・ミュージックとして流行してきた。つまり全身を使って音を楽しむためにだ‥‥。
もともと生(ライブ)でしか楽しめなかった音楽を耳で聴くだけの行為に収斂させてしまったのは、工業技術の発達による音の記録媒体の進化であり、昨今ではデジタル技術の利用による録音再生装置の飛躍的な発達であろう。
こうして我々は、個でどこででも気軽に音を楽しむことができるようになったが、逆に真に音を楽しもうとする心を失ってしまった、或は放棄してしまったかに思える。
しかし、我々の全く知らなかった処で、大きな志に支えられながら、細々とではあるが確実に続けられてきた技術革新がある。そうして結実された製品が、株式会社エルプのレーザー・ターンテーブルである。世界で唯一の「針を使わないターンテーブル」は『以前よりも良い条件で、より優れた性能で古い製品を甦生させるのも、新技術の活用と私は信じています』という同社・千葉社長の信念により作り上げられた、今われわれが手にすることができる日本製品なのである。
「Think Different」とはアップルのスティーブ・ジョブズの言葉だが、私は「Listen Different」を提案したい。
全く違って聴こえる音がここにあり、その音をともに楽しむ仲間がここにいる。